長男が今年より大学に入った。運動音痴でほとんど体力にも自信がないはずだが何故かワンゲル部へ入部した。高校時代は、演劇部。たぶん何か文系のクラブへでもと思っていたが、彼はとことんやはり不思議な人物だ。日本中いろんな所へ行けるのでいいらしい。そんな彼は、本日より夏合宿へ出かける。まず、富山から北アルプスを縦走し上高地へ。そして何故かそのまま倉敷に渡り、チャリンコで四国、九州のワンダリング、阿蘇・高千穂・霧島と縦走し鹿児島で解散。何と22日間の長旅。無事戻ってこれるのだろうか?まあ今は真剣に楽しんでいるみたいなので見守るしかない。何が楽しいかわからないが私に似て凝性なので続けるだろうなっという気はする。
2006年7月30日日曜日
2006年7月10日月曜日
独りで悲しみに浸りたい時は
この美しく、魂をゆさぶられる音はなんだろう。単純な音階だというのに。それは最も私を魅了してやまないピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488 第二楽章である。モーツァルトファンにはおなじみであるが、「アイネクライネ・・」ぐらいしか知らない人からすれば、これがモーツァルト?という曲であろうか。モーツァルトほど悲しみのバリエーションを多くもつ作曲家はいない。この曲は是非、独りで聴いてもらいたい。ゲオンは、弦楽五重奏第4番ト短調K.516の冒頭の譜を書いて、「モーツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。涙の裡に玩弄するには美しすぎる・・・」と。小林秀雄は「Tristesse(かなしさ)を味わうために涙を流す必要がある人々には、モーツァルトのTristesseは縁がないようである」と書いた。確かに、K.516はそうかもしれない。しかし、このアダージョの、救いようのない悲しさに涙してしまうのは、私だけだろうか。
それでは、K488(クリック)第二楽章、お一人でじっくりお聴きください。
2006年7月9日日曜日
カレドニアンゴルフクラブ
梅雨明け前で天気が心配されたが、またも晴れ男振りを発揮し、曇り空ではあったが夏場でかえって助かる天気でプレーをできた。まずゴルフ場だが、さすが世界の名ゴルフ場100撰に選ばれるだけあって、すばらしいメンテナンス状態であった。また、バンカーの白砂やところどころに配置された池の美しさもみごとであった。写真は、15番ロングだがマスターズの13番を思わせる造りで美しかった(しかしスコアはトリ)。ティーショットを改造・アイアンのグリップ交換で臨んだ今日、スタートから2ホール続けてバーディーと脅威のスタートダッシュ。自己ベスト更新かと期待を抱いたが、終わってみれば91といたって平凡なスコアで、がっくり。まだまだメンタル面の修行が足りませんなぁ。