團伊玖磨作曲 オペラ「夕鶴」鑑賞してきました。
團伊玖磨氏の音楽は、原風景の日本を創造させる美しい音楽でした。佐藤しのぶさん、細い声が遠くまで透き通って綺麗でしたね。男性歌手陣は、3人とも「いい声」。特に、運ず役のバリトン「原田 圭」さんの声が好きです。良かったなぁ。美術は「千住博」氏で、演出は市川右近さん。幻想的な素敵な舞台でした。
上野公園は、お花見客でいっぱいでした。
ソメイヨシノは満開です。
まずは、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488。
この曲は、私がモーツァルトに嵌った曲なのです。
第1楽章の右手の長いトリルと左手の六連符。うーん綺麗です。
第2楽章アダージョの美しさと哀しみを湛えた絶妙なパッセージ。
消え入りそうなピアニシモ 最高です。
第3楽章のロンド、切れ味最高のアクセント。\(^o^)/。
オーケストラとも息がぴったりで見事な弾きぶりでした。
そして、4度の挨拶の後、アンコール。
「なんだろう?」
おっ!K.330のピアノソナタ(10番)だ。
これはまた贅沢の極みでしたね。
そしてブルックナーの9番です。
ホールを震わす大伽藍、パウゼの残響 鳥肌が立ちました。
シュターツカペレベルリン!チェロが効いています。
木管群も最高に美しい音を奏でます。
本日のLB席は対角線上にホルン。この席は本当にGOODでした。
素晴らしい時間と音楽を有難う!!
��Cの粗末なCDドライブやスピーカーでは、あまり良い音で音楽を愉しむことができませんでした。
しかし最近は、PCでもオーディオと組み合わせて、かなりいい音で音楽を愉しむことができるようになりました。
��Cオーディオと言います。
そのために、CDを聴く度ごとに入れ替えなくていいように予めPCにデータを書き込んでいきます。
これをリッピングと言います。
これ自体が時間がかかりますが、劣化せずに保存できます。
というわけで手持ちのCDなどから曲ごとに、よく聴きそうなものだけ選んでリッピングしているわけです。
これをやっておくと専用の音楽再生ソフトですぐに聴きたい曲が聴けるわけです。
曲によっては何枚もあるので、要するに、これはお気に入りリストということです。
只今、膨大な楽曲を保持する バッハ、モーツァルト を除いて殆ど完成。いやー良く集めた。
今日は、錦糸町にある「すみだトリフォニーホール」にて新日フィルによる「第九」の演奏会に出かけました。
本日よりお休み。朝6時から「勝手にマーラー聴いちゃうDAY」。
マーラーの交響曲 名盤から
金聖響+玉木正之著「マーラーの交響曲」を読む。
[E:book]『巨人』『悲劇的』『大地の歌』や『千人の交響曲』、未完の遺作まで…史上最強の交響曲作家の魅力を語りつくす。常に新しい表現に挑み続けた作曲家の交響曲をさまざまな角度からユーモアたっぷりに語る入門書の決定版。
≪君のために生き、君のために死ぬ≫と、最後に楽譜に書き込んで亡くなったマーラーが、交響曲で伝えたかったメッセージは、結局、言葉でいってしまえば単純な結論になりますが、「愛」ということになるんじゃないでしょうか。――<本書より>
まえがき 貪欲な音楽ファンの呟き――玉木正之
まだ、暑いが秋の気配は朝晩に感じられるようになってきました。
秋の日のヴィオロンのためいきの・・ベルレーヌの詩ではないが、そんな夜に、ヴァイオリンソナタを聴く。第58弾は「ヴァイオリン・ソナタ第42番 イ長調 k526」から第二楽章アンダンテ(ちなみにこの楽章はニ長調)。
赤ワインでも飲みながらと言いたいところだが、カフェゼリーを食べながらだ。そう家では一滴も酒を口にしないからしょうがない。8分音符の独特な第一主題は繰り返し奏され、バロックのシャコンヌ的な雰囲気を醸し出している。第二主題はイ短調で幽玄的な印象です。
それでは、聴いてください。mozart_42_k.526 - ii. Andante(Grumiaux) (クリック)
第57弾は、「ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407」。楽器編成は、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ2、チェロ。弦楽五重奏曲の第一ヴァイオリンがホルンに置き換わった形式だ。ヴィオラ2本にしていることで、ホルンを際だ出せようとの意志が感じられます。この曲も、ホルン協奏曲同様、ロイドケープの為に作曲されました。第一楽章は全体に明るく陽気なメロディーラインです。第二楽章の牧歌的なのどかさが心にしみわたります。アインシュタインは「ホルンと第1ヴァイオリンのあいだの小さな愛の対話」と表現しています。納得。第三楽章の一生懸命な16分音符のホルンにも注目です。
それではお聴きください。mozart_k.407 (クリック)
今日は、朝から洗濯を済ませ、8時半には床屋に。ところが突然のスコール。洗濯は一からやり直し。がくっ!!それにしても暑い日が続く。
さて第56弾は、「グラスハーモニカのためのアダージョとロンド K617」。残念ながら、ピアノでの音しかもっていないが、晩年の名曲には違いない。グラス・ハーモニカ(ピアノ代用)、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロの5声で成り立っており五重奏曲の部類にはいるのだろうか。アダージョ(ハ短調)は、K488の第2楽章のように、人生の終わりを感じさせる悲しい音使いで始まる。でも美しいと感じさせる。 「アマデウス死の調性」ともいうべきハ短調の為せる技であろうか。でもロンド(ハ長調)へ移ると一瞬にして、その悲しさから解き放される。少年時代の陽気さと無邪気さいっぱいのメロディー。一度聴いたら忘れられない曲だ。
それでは、お聴きください。mozart_k617(クリック)
休みだというのに早く目が醒める。齢の証拠だ。
今日はGOLFだが、10時過ぎのスタートなので、朝はゆっくりできる。
しかし、今日の暑さは・・・尋常でない闘いになりそうだ。
気分を落ちつけるために、ハイドン 「弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調(Op.76-4)'日の出' 」を聴こう。
haydn_78_op.76-4)'日の出' - 2 Adagio (クリック)