2012年12月29日土曜日

本日 マーラーDAY

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本日よりお休み。朝6時から「勝手にマーラー聴いちゃうDAY」。 





マーラーの交響曲 名盤から



第1番ニ長調「巨人」


@クラウス・テンシュテット指揮     シカゴ交響楽団


録音:1990-5&6(ライヴ)




第2番ハ短調「復活」


@レナード・バーンスタイン指揮     ニューヨーク・フィルハーモニック 
 クリスタ・ルートヴィヒ(M)、バーバラ・ヘンドリックス(S)ウェストミンスター合唱団




第5番嬰ハ短調


@レナード・バーンスタイン指揮  ウィーンフィルハーモニー管弦楽団


録音: 1987年9月  フランクフルト




第6番イ短調「悲劇的」


@クラウス・テンシュテット指揮   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団


録音:1991年 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール ライブ




第9番ニ長調


@クラウディオ・アバド指揮   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


録音:1999年9月








孤闘

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「孤闘~立花宗茂」上田秀人著を読む。  



[E:book]


武勇に誉れ高く、乱世に義を貫いた最後の戦国武将の風雲録。大友家臣として島津と戦い、秀吉下での朝鮮従軍、さらに家康との対決!関ヶ原で西軍に与し改易となるも、旧領柳川に所領を安堵された稀代の猛将の奮闘と懊悩を精緻に描く。単行本第一作にして第十六回中山義秀文学賞を受賞。





立花宗茂は大友宗麟配下の名将高橋紹運(鎮種)を父に持ち、その後、長男でありながら、これまた宗麟配下の智将である戸次道雪(立花道雪)の婿養子になり、立花家を引き継いだ人物で、東の本田平八郎忠勝、西の立花左近将監統虎(宗茂)と秀吉から激賞された西国の名将だ。



2012年12月23日日曜日

マーラーの交響曲

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金聖響+玉木正之著「マーラーの交響曲」を読む。





[E:book]『巨人』『悲劇的』『大地の歌』や『千人の交響曲』、未完の遺作まで…史上最強の交響曲作家の魅力を語りつくす。常に新しい表現に挑み続けた作曲家の交響曲をさまざまな角度からユーモアたっぷりに語る入門書の決定版。







≪君のために生き、君のために死ぬ≫と、最後に楽譜に書き込んで亡くなったマーラーが、交響曲で伝えたかったメッセージは、結局、言葉でいってしまえば単純な結論になりますが、「愛」ということになるんじゃないでしょうか。――<本書より>

















まえがき 貪欲な音楽ファンの呟き――玉木正之
 



プレトーク マーラーの交響曲~初めてベートーヴェンを超えた音楽


第一章 交響曲第一番ニ長調「巨人」


第二章 交響曲第二番ハ短調「復活」


第三章 交響曲第三番ニ短調


第四章 交響曲第四番ト長調


第五章 交響曲第五番嬰ハ短調


第六章 交響曲第六番イ短調「悲劇的」


第七章 交響曲第七番ホ短調「夜の歌」


第八章 交響曲第八番変ホ長調「千人の交響曲」


第九章 交響曲「大地の歌」


第十章 交響曲第九番ニ長調


第十一章 交響曲第十番嬰ヘ長調(デリック・クック補筆完成全曲版)

 ア


フタートーク 世紀末の音楽から新世紀の音楽へ
 


あとがき――金聖響
 


グスタフ・マーラー年表




最近またマーラーがマイブームとなっているので買ってみた。素人にはちょうどいい解説書かと思う。


風の王国5 / 藪の奥

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12月発売 平谷美樹著 「風の王国5」を読む。次は2月だ。 全10巻といわれている来年の秋までかかりそう。しかし、実におもしろい。舞台は良し、登場するキャラクターたちはいずれも一癖も二癖もあるユニークな人物ばかり――骨太の歴史伝奇活劇として、今後の展開に益々目が離せません。



<5巻>



芳蘭は唐へ貢ぎ物として送られるさ中、耶律突欲と出会い、運命を共にすることとなった。一方、契丹の皇后・月理朶の命により、遼州城にいた明秀たちは、捕らわれの身となってしまう。失ったものは東日流兵千人の命。明秀は、自分を護ろうとして死んでいった千人のために、何があっても生きのびようと決意をする。滅びゆく渤海の運命は果たして…?





Photoつづいて、平谷繋がりで「藪の奥」という本を読破。



[E:book]後にトロイア発掘によって世界的な名声を得ることになるシュリーマンは、早世した友人チェリョムヒンから、彼の遺言とともに「黄金郷ヒライズミ」の地図を預かる。



藤原氏は源頼朝が持ち帰った以外の膨大な財宝を隠したに違いないとチェリョムヒンは考え、その発掘をシュリーマンに託したのだ。


一攫千金と名声獲得の野望を胸に、シュリーマンは奥州藤原氏の財宝探しに幕末の日本に渡る。髭を伸ばし蝦夷に化け、横浜居留地から平泉生まれの橘藤や通訳の深野らを伴い平泉に発つ。


700年の時を隔て、頼朝が平泉から奥州征伐から戻った行程を逆に辿って平泉に向かう一行。義経にも仕えたという山岳信仰の修験者集団を謎の黒装束の男達が襲い、不穏な状況が漂い始める。


稀少な手がかりを元に財宝の在処を平泉北西の北上山地と割り出し、山道険しい藪の奥を分け進む。財宝目当ての争いに、シュリーマンも短銃を手に持ち構える。はたして財宝は見つかるのか、そして義経北行伝説の真相とは?




こちらは、もう一つ[E:sweat01]


2012年12月15日土曜日

風の王国1.2.3.4

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平谷美樹著「風の王国1巻.~4巻」を一気に完読。かなり前から読もうと思っていたが、文庫本只今連載中なので、少し待っていたがとうとう待ちきれずに読み始める。いやおもしろい!!







壮大なスケールで描く、大長篇伝奇ロマン小説だ。














<1巻>


延喜十八年(九一八年)夏、東日流国(現在の青森県)。東日流の人間として育てられてきた宇鉄明秀は自分の出生の謎を解き明かすために、海を隔てた渤海国へ向かう。十七年前に赤ん坊だった自分を東日流に連れてきたのは誰なのか?命がけの船旅を経て、やがて明秀は渤海の港町・麗津へと辿り着くのだが…。幻の王国・渤海を舞台に繰り広げられる、侵略と戦争、恋と陰謀・・・・






<2巻>


渤海国王族の血筋であることが判明した明秀は、二月ぶりに東日流へ帰ってきた。契丹国との戦に備えて、渤海国王より援軍の頼みをつづった国書を届けるためだった。そして明秀は契丹の方術使に対するために、同じ力を持つ易詫を探すことに。一方、契丹国から皇太子・耶律突欲の拉致を理由に、領土を要求された渤海国では、戦を避けるために大徳信の妹・芳蘭を人質に献上しようとしていた・・・・・・。


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<3巻>


大明秀は、東日流から千人の援軍を率いて、再び渤海へやってきた。安東兼任から、周蘭の死と耶津突欲の要求を聞いた明秀は、大徳信たちとともに敵地・契丹へ赴くことに。一方、須哩奴夷靺鞨に捕らえられた芳蘭にも、再び突欲が迫りつつあった。渤海、契丹、東日流、須哩奴夷靺鞨、それぞれの野望がぶつかるとき、運命は大きく動き始めようとしていた・・・・・・。




<4巻>



明秀たちの率いる東日流軍は、遼東に東日流府をうち立てた。だが、契丹の動きが気になった明秀は、須哩奴夷靺鞨を助けに向かうのだった。そんな中、罪のない良民を多数殺害し出奔した建部清瀬麻呂が、安東勇魚を訪ねて帰ってきた。馬朝義の忠告に逆らい、勇魚は罪を償うと言う清瀬麻呂を受け入れるのだが…。





2012年12月8日土曜日

南稜七ツ家秘録 血路・死地

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長谷川卓著「南稜七ツ家秘録 血路」「南稜七ツ家秘録 死地」2冊を読む。





血路・・・・




血飛沫が飛んだ。ヌメリの手首が、断ち斬られ、虚空に撥ねたのだ。腕の先から夥しい血を噴き出しながら、ヌメリが早瀬の中に倒れた。勘兵衛は流れに飲まれて行くヌメリを視野から捨て、泥目を探した。鉄幹の刃を受け損ねた傷で、泥目は血達磨になっていた。「加勢致すぞ」勘兵衛が水を蹴立てて走った。勘兵衛に気付いた鉄幹は、ヌメリが敗れたことを即座に悟った。(これまでか……)かつて身に受けた覚えのない敗北感だった。《かまきり》が名もない七ツ家ごときに敗れるのか。(本文より)
武田の暗殺部隊《かまきり》と山の者の集団《七ツ家》との死闘が、今、始まる!





死地・・・・






山の民〈南稜七ツ家〉の二ツは、秀吉軍に敗色濃厚な柴田勝家より、御方様を城より無事助けるよう、依頼を受けた。それは、二ツと秀吉を守る森の民・錣一族及び謎の老婆久米との、長く壮絶な戦いの幕開けであった。「荒唐にして無稽、しかしながら息もつがせぬ興奮の連続、こは山田風太郎奇跡の復活か」と、浅田次郎氏絶賛の、戦国の闇を舞台に縦横無尽にくり拡げられる長篇時代小説の傑作。





傑作です。忍び物は何といってもスピード感と緊張感が命です。それをあますところなく表現できています。お勧めです。


2012年12月1日土曜日

泣き虫弱虫諸葛孔明 第壱部・第弐部

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 酒見賢一著 「泣き虫弱虫諸葛孔明」第壱部、弐部を読む。







口喧嘩無敗を誇り、いじめた相手には得意の火計(放火)で恨みを晴らす―なんともイヤな子供だった諸葛孔明。奇怪な衣装に身を包み、宇宙の神秘を滔々と説いて人を煙に巻くアブナイ男に、どうしてあの劉備玄徳がわざわざ「三顧の礼」を尽くしたのか?新解釈にあふれ無類に面白い酒見版「三国志」待望の文庫化。





壱部は、孔明幼少から三顧の礼まで、弐部は、孔明出廬後から長坂坡の戦いまでが描かれています。ハードカバーは参部が出ているようですが、文庫化まで待ちます。




三国志、三国志演義の矛盾をつきながら、これでもかと笑わせてくれます。