2015年6月1日月曜日

日本書紀の暗号

「日本書紀の暗号」栗原昌雄著を読む。


日本古代史は、一種のフィクションである。あまりにも真実が解き明かされていない為に、如何なる仮説も成り立つ ところが面白い。

本書は、果たして、法隆寺は聖徳太子鎮魂の寺なのか?


天皇家の始祖神とは?


伝説と史実を峻別し、「日本書紀」に真摯に向き合って本質に迫る入魂の歴史随筆である。


そのための暗号を見つけ出す作業、いかにつじつまが合うかを研究している。かなり面白かった。