2012年9月30日日曜日

民度の違いORお人好し

ゴルフ 日本女子オープン選手権 多くの韓国人と中国人が出ている。昨日、TVで見ていたが、最終組には中国人の「フォン・シャンシャン」。ナイスショットには大きな拍手。しのいだパーセーブにも「ナイスパー」の掛け声。ショットを打つときも一切の音も立てず見事な日本のギャラリー達。

LPGAのホームページには
この日は多くのギャラリーがフォンと木戸の最終組のプレーを見守ったが「日本のツアーなので、当然木戸選手を応援するギャラリーが多かったですが、私がナイスショットをした時も変わらない拍手をいただいてとても嬉しかったです」と日本のギャラリーの温かい声援にも感銘を受けた様子。
との記事が。

これが、中国や韓国で行われていたら、そうはイカないだろう。そもそも日本人選手は危険すぎて出場しないだろうが。

つくづく中国人選手や韓国人選手は幸せ者だ。自国の狂態ぶりがありながらな、日本では普通に生活・プレーできるのだから。

これが、中韓と日本の本当の意味での民度の違いかもしれない。
それとも日本人はお人好しなのか。
それにしても本当に素晴らしいギャラリーだ。

2012年9月29日土曜日

天狗争乱

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「義烈千秋天狗党西へ」を読んだので、天狗党に興味をいだき、吉村昭「天狗争乱」もついでに読む。
[E:book]桜田門外の変から4年―守旧派に藩政の実権を握られた水戸尊攘派は農民ら千余名を組織し、筑波山に「天狗勢」を挙兵する。しかし幕府軍の追討を受け、行き場を失った彼らは敬慕する徳川慶喜を頼って京都に上ることを決意。攘夷断行を掲げ、信濃、美濃を粛然と進む天狗勢だが、慶喜に見放された彼らは越前に至って非情な最期を迎える。水戸学に発した尊皇攘夷思想の末路を活写した雄編。

吉村作品は、ドキュメンタリーといった書きぶりで、さほどキャラクターの重視も掘り下げもなく、淡々と天狗党の経緯を描いたものでした。たぶん、この作品を読んでその冷静な目で描かれた「天狗党」の姿を通して、伊東潤作品、これから読む山田風太郎「魔群の通過」を読むべきだっただろう。


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風の陣5 裂心編

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「風の陣5 裂心編」やっと文庫出ました。1-4巻が出て1年9ヶ月。待ってました。4巻までは道嶋嶋足が主人公。そしてやっと鮮麻呂です。
[E:book]称徳帝が没し光仁天皇の御世になって8年、物語の舞台は陸奥に移る。平城の都で働く道嶋嶋足に対し、伊治鮮麻呂は陸奥の地で、蝦夷でありながら国府多賀城の役人として蝦夷の乱の鎮圧にあたっていた。祖国を戦場にしないため、朝廷と蝦夷の共存を目指し腐心してきた鮮麻呂だったが、8世紀半ばに発見された黄金を狙う陸奥守の横暴、背後で牙を剥く朝廷側の無理難題に我慢は限界に達していた。
さらに、蝦夷の地である奥六郡に城を築く計画が着々と進み、また蝦夷を人と思わない帝の勅に、鮮麻呂はもはや戦を防ぐ手立てはないと決起を覚悟する。後事を託すのは胆沢の首長・阿久斗とその息子・阿弖流為(アテルイ)。狙うは陸奥守の首ひとつ。ついにその時はやって来た。
北辺の部族の誇りをかけた闘いが、ここに幕を下ろす。「風の陣」シリーズ、感動の最終巻。『火怨』『炎立つ』へと連なる著者渾身の大河歴史ロマン、堂々完結!



2012年9月24日月曜日

五五五文字の巡礼

Photo「五五五文字の巡礼」を読む。丸善でふと見つけ、買ってしまいました。
[E:book]『魏志倭人伝』を構成する漢字をひとつひとつ徹底的に解読・分解すると、今まで誰も気がつかなかった秘密が立ち上がる。たとえば(至)と(到)の使い分けから、途中経過地と目的地の違いを知ることができる。魏の使節団の倭人国への航海と陸行の足跡を、全く新しい手法で辿った仰天の異色歴史小説。

こじつけっぽい場面もありますが、結構説得力もあり面白かったです。本書は「地理編」でしたが、続きが楽しみです。


2012年9月23日日曜日

秋分の日 22日

きょう22日が秋分の日。1896年以来116年ぶりらしい。そういえば、ずっと23日だった。1979年9月24日以来33年ぶりでもあるらしい。

調べてみた。
春分と秋分の日は、太陽と地球の位置関係で決まる。国立天文台が計算し、前年の2月1日付の官報で正式に確定する。春分の日はこの50年で3月20日と21日を行き来していたが、秋分の日は79年は9月24日で、80年以降はずっと9月23日だった。とのこと。

勉強になりました。





太平洋クラブ 成田コース

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今日は、会社同僚と「太平洋クラブ成田コース」にてプレー。ゲーリープレーヤーの罠に見事にハマりました。とにかくバンカーの高さが・・・。3mくらいのところもあります。そして池とクリークのオンパレード。バンカーでハマリ久しぶりに10打打ってしまいました。
グリーンも前半はアンジュレーションを掴めずで、3パットの連続。9番ロングで6mを沈めてバーディーをとるもスコアは最悪。お陰で開き直ってイップスのドライバーの練習ラウンドとなりました。今日は少し回復傾向が見られ満足です。

気温23-25度。いよいよ秋といった感じです。気持ち良い風が吹いてスコア47:50=97ながら良い一日を過ごしました。

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2012年9月22日土曜日

N顧問 慰労会

今日は、同期5名で久しぶりの飲み会でした。小伝馬町の美味しいお酒が飲める居酒屋での会は、盛り上がりました。同期のN氏 鼻の大きさが自慢でホクロに特徴のある彼は、彗星のごとく執行役に、そしてまた彗星のごとく引退。最年少顧問(51)となった次第です。そんなN氏の慰労を兼ねて4名が駆けつけました。私は少し遅れて参加したのですが、すでにN氏の気分は上々のアゲアゲ、酔っぱらい状態。昔のお互いの武勇伝やら失敗談(ちょっと書けない)、今の会社への有り様など好き勝手に語り、騒いで大いに飲みました。来月下旬には、50名くらい集まる同期会もあります。こんな機会をまた増やしていきたいものです。

2012年9月19日水曜日

常陸国・下総国式内社参拝

本日は、茨城県北西部に鎮座する式内社を中心に幾つか参拝してきた。まずは笠間にある「稲田神社」名神大社、そこから桜川へ向かい「大国玉神社」。この二社は常陸国式内社である。そこからさらに西へ。小山市にある「高椅神社」そして結城市にある「健田須賀神社」。そこから南下して「桑原神社」へ。これら三社は下総国式内社である。さらに南下して「一言主神社」を参拝。最後に流山市にある式内社「茂呂神社」を参拝して松戸・市川経由で自宅へ。
これで、下総国式内社は千葉の匝瑳にある「老尾神社」を残すのみ。近いうちに参拝しておきたい。

くわしい説明は <神社探訪~日本人の心>ブログを御覧ください。

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��稲田神社 本殿>
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��高椅神社 楼門>
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��茂侶神社 両部鳥居>



2012年9月15日土曜日

センカンドカー買い換え

単身赴任用として中古で買った「ウィングロード」も早12年、13万km超。娘も運転するということで、かみさんと初めてダイハツのディーラーに出かけました。軽自動車がいいということで、お目当ては、「ミライース」と「ミラココア」。
値段の点で私は俄然「ミライース」派。しかしミライースは思ったよりも小さく、乗ってみるとさすがに狭すぎました。かみさんと娘(タッグを組んでいる)がお気に入りの「ミラココア」は軽にしては広く天井も高い。でも若い女性がターゲットだけあって可愛すぎ。どっちにするか?
たぶん二人に寄り切られてこれにするでしょう。あさって娘と試乗に出かけます。
車体の色はムースピンクパール(写真)がいいみたいですし、オプションでシートカバーやナンバープレート・ホイールもディズニーヴァージョンになるみたいで、一人でちょっと使う時はさすがに恥ずかしいだろうなと思う今日この頃でした。
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2012年9月9日日曜日

早朝ゴルフ ハーフベスト37

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今日は、残暑の暑さを避けて会社の同僚と「早朝ゴルフ」でした。市原ゴルフクラブ市原コース 5:21 スタート。3時10分起床。家を出たのは4:00。40分で到着です。まだ真っ暗の中、車を走らせながらつくづく物好きだなと思う。

早朝一番でのスタートと思いきや、3組中3組目。そして我々は、2時間弱の7:15にはスルーで折り返さねければいけないというノルマが。(最初の組の前に入るため)

市原ゴルフクラブは、比較的短いコースだがトリッキー。ドライバーイップスの為、スタートからユーティリティーを多用で攻めるしかないと決めていた。

まずは中コース。1番でいきなりのバディー発進。気分よく意気込むものの、やはりドライバーを使うと左へのドロップ。調子はつかめないがまずまずの45でのラウンド。

後半、何とかスルースタートに間に合い西コースへ。アプローチ、パットも好調で3連続パー。4番でボギーを打つも5番ミドルは5mをねじ込んで本日2つ目のバーディー。6番ミドルもアイアンが決まってパー。なんとここまでパープレーです。いつもは、ここで崩れるのがお決まりだ。7番ミドルはボギー。やはり!!しかし8番ショート、9番ロングも見事パーでハーフベストの37!!!。やりました。6パー、1バーディー、2ボギー。早起きは三文の得。自己ベストの更新はならないものの、シーズンベストの82で終了。

そして時間はまだ9時半。気持よくお風呂につかり、11時半に自宅に到着、有意義な日曜日でした。




マウリッツハイス美術展

Photo_2今日は、上野の東京都美術館にて開催されている「マウリッツハイス美術展」に出かけました。来週が最終日なので覚悟していましたが、さすがに人人人。入場するまで1時間かかりました。勿論、来場者の一番の目当ては、オランダの画家・フェルメールのシンボル的存在である「真珠の耳飾りの少女」です。しかし、それだけでなくレンブラント、ヴァン・ダイク、ルーベンスと世界の至宝の数々を堪能できました。

「真珠の耳飾りの少女」以外では、小さな絵でしたがレンブラントの「シメオンの賛歌」が良かったです。レンブラントの光、そして影。うならされました。


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帰りにアメ横にて「ハンチング帽」を買って帰りました。ゴルフ用です。




2012年9月8日土曜日

傀儡

Photo坂東眞砂子著「傀儡くぐつ」を読む。[E:book]鎌倉時代、自らの顔の肉を削ぎ、北条氏への呪いの言葉を残して、山中に消えていった武者がいた。九年後、関本宿近くの墓場を通り過ぎた傀儡女は、暗い穴のような瞳を持つ瀕死の女と出会う。傀儡女と一夜を過ごす、鶴岡公暁と名乗る武者。瀕死の女を救った、藍色の目の僧。鎌倉に、そして日本にかけられた「死の呪い」を解く、歴史長篇小説。

傀儡とは、操り人形のこと。人は、何かによって縛られ操られているのか。不安や執着により裏の自分に表の自分が操られている。天皇-将軍、将軍-執権の構図と相まって、そんなことを教えてくれる。





2012年9月2日日曜日

総武カントリークラブ総武コース

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今日は、大学の先輩と「総武カントリークラブ総武コース」にてプレー。やはり名門は入場した時から雰囲気があります。しかし、PGMグループになっていたとは知りませんでした。27ホールありますが、中コース、西コースと廻りました。あいにく、3-6ホールくらいにかけて突然の局地的集中ゲリラ豪雨に見まわれゴルフどころではない状態に。その上、名門はラフがしっかりしています。アプローチでかなり苦戦を強いられました。林間コースでの「ドライバーイップス」は林の餌食ですし、スコアは51:47=98と無残。しかし5打程度は普段のコースよりは難しいだろうなと思います。(言い訳)それにしてもりっぱなコースでした。<高いけど>また、挑戦したいものです。



2012年9月1日土曜日

義烈千秋天狗党西へ

Photo伊藤潤著「義烈千秋天狗党西へ」を読む。先輩のS氏の推薦により単行本2300円。文庫なら3冊買える。

[E:book]一人また一人。開国の波に喘ぐ水戸藩から決起した貧しくも屈強な義士たち。若き首領藤田小四郎、軍師山国兵部、強力の怪僧全海、剣鬼田中愿蔵……。強大な追討軍と血戦を重ねつつ一路京へ――。行く手を阻むは因縁深き彦根藩、豪雪の峠、そして未曾有の悲運。最強にして清貧の義士と謳われた天狗党の、血と涙の行軍のすべて。

ここには知られざる天狗党の有り様が見事に描かれていました。天狗党の決起が、開国による貿易の自由化で壊滅的な打撃を受けた北関東の農家を救うために行われたことがまずもって驚きであった。また、斉昭公以来の尊皇攘夷で知られる水戸藩が、藩を真っ二つにした大規模な内乱を起こしていたことも知りませんでした。
殆ど無名の天狗党の人物を描き、彼らの私利私欲の介在する余地のない、大義に生きた1000kmに及ぶ闘いを見事に再現してくれています。

調べると天狗党には11名も15歳以下の子供もいました。本書に登場する野村丑之助の最期の場面は涙なくしては読めません。享年13歳。辞世の句は『なきがらは程なく土にかわるとも 魂はのこりて皇国を守る』です。


場当たり的な指示で事態を混乱させた幕閣の無策(特に、保身のために天狗党を見捨てる慶喜には、怒りを覚えるかもしれない)が、現代の為政者を彷彿とさせるだけに、最期までぶれることなく「素志」を貫いた小四郎たちは余計に輝いて見えます。天狗党は過激な尊王攘夷を唱えていたが、その目的は幕政改革であり、(田中愿蔵などの少数派を除けば)討幕など考えていなかったのです。ところが攘夷派に対する幕府の方針が迷走したことによって、いつの間にか賊軍にされ、仕方なく、敬愛する徳川斉昭の息子・慶喜に真意を伝えるため京を目指します。慶喜がもっとまともな男であったら天狗党の有り様も随分変わっていたと思われます。無念です。

天狗党の決起は必ずしも成功したとはいえない。しかし、その気高い精神は、時代を超えて深い感動を与えてくれます。