2011年2月28日月曜日
麻倉ゴルフ倶楽部にて
今年2度目のゴルフは、大学の先輩とのゴルフ。場所は「麻倉ゴルフ倶楽部」先輩の紹介で格安でプレー。自宅よりなんと25分。佐倉インターから5分の好立地。キャディーさんも若いのにしっかりしており、コースも立派で高級感を感じてのゴルフでした。五十肩の中、47:45=92とスコアは今一つ。この日は、特にアプローチが悪く、1パットは2回と全くのチキンハートに苦しめられました。しかし天気も良く温かい日和で満足の一日だった。芸能人が多く訪れると聞いていましたがこの日は残念ながら・・でした。
2011年2月24日木曜日
ふたり道三 上中下
読み始めから、物語の引き込まれます。単に道三が如何にして美濃国の王になったかという権謀術策のあらすじではありません。人間としての壮絶なドラマと運命を横糸に、梟雄たろうとする想いを縦糸に物語は奇想天外に進んでいきます。娯楽大作とは本書のことでしょう。あっぱれ!!
お得意のしのびも当然登場します。若き日の道三と北条早雲との出逢い、風間小太郎の登場もあります。さあ、次はどうなる?の展開。是非お勧めしたい一冊です。
[E:book]梟雄・斎藤道三は、史上に二人いた―刀匠おどろ丸は、魔を宿すといわれる秘剣櫂扇の鍛冶技を捨てて、山を下りた。京で次期将軍暗殺の陰謀に巻き込まれ、目覚めたのは、国を斬り取るという野心。乱の絶えない国こそ、世に出るべき地と美濃へ落ちた。櫂扇を闇に葬らんとする影の集団と刃をまじえながら、おどろ丸は、武将への地歩を築いて行く。戦国の息吹を勇躍と描いた大巨編。
2011年2月21日月曜日
亀戸天神社・亀戸香取神社
2011年2月20日日曜日
相棒
[E:book]時は幕末、京の都――。大政奉還を目前に控え、徳川慶喜暗殺未遂事件が起こった。幕閣から犯人探索の密命を受けたのは、坂本龍馬と新選組副長の土方歳三。しかし二人に与えられた時間は、わずか二日間だった。いがみ合い、衝突しながら捜査を続ける二人が最後に行きついた人物とは?そして龍馬暗殺の真相を知った土方は?幕末維新のオールキャストでおくる、傑作エンタテインメント長篇小説。
西郷隆盛、・桂小五郎・家の岩倉具視、元新撰組で現在は御陵衛士の伊東甲子太郎、十津川郷士。龍馬暗殺の謎にも迫っていきます。まさにエンタティメント小説。おもしろかったです。
2011年2月13日日曜日
素戔雄神社
芝大神宮・王子神社
東京のど真ん中、芝にある「芝大神宮」を参拝。こちらも準勅祭社。ご祭神は、天照皇大神。拝殿・本殿の右後ろには、東京タワーが見えます。鳥居は、なぜか靖国鳥居のようです。
拝殿も「神明造り」でさすがに神宮と名がつくだけはあります。場所柄か、境内は広くありませんが、ここだけは周りも静かでした。
こちらの神紋は、「三つ巴」のようです。社務所には、伊勢の神紋「花菱」紋もありましたが。
次に「王子神社」を参拝。準勅祭社です。これで、東京十社=準勅祭社は「白山神社」を残すのみ。
こちらのご祭神は「伊邪那美命 伊邪那岐命 天照大御神 速玉之男命 事解之男命」。神紋は「三つ巴」
権現造りの社殿。紀州熊野権現の勧請と伝え、元享二年(1322)、当地の領主豊島氏が社殿を再興し、若一王子宮、王子権現と云われ、「王子」の名が町にも残っているようです。
2011年2月11日金曜日
実朝の首
[E:book]父の仇として頼家の遺児・公暁は、叔父の実朝を暗殺した。
そして、その首を三浦の郎党・弥源太にあずけたのだが、その後、弥源太は首とともに失踪してしまう。
いったい、どこへ行ってしまったのか・・・。
北条の陰謀かはたまた後鳥羽上皇の陰謀か。実朝の首の争奪戦。いや-かなり面白かったです。
2011年2月5日土曜日
安政五年の大脱走
[E:book] 幕末の権力者「井伊直弼」の若かりし苦節時代の儚い恋からこの物語は始まる。それがのちのちの悲劇の始まり・・・
安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める…。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快!驚愕!感動の娯楽大作。
いかにして「大脱走」はなるのか?読んでのお楽しみ。一様、本書に流れているテーマ「矜持」。娯楽小説としては最高におもしろかったです。
ウロボロスの古写本 上・下
レイモンド・クーリー著「ウロボロスの古写本」を読む。
[E:book]レバノン南部で遺跡の調査を行なう考古学者イヴリンに、知り合いの男ファルークが見せた写真。そこにはウロボロス(自分の尻尾を飲み込んだ丸い蛇の図)が表紙に型押しされた古い写本が写っていた。彼女は写本を買ってほしいと頼み込まれた。その夜、彼女はファルークと再び会うが、謎の男たちに拉致されてしまう。偶然その場面を目撃したイヴリンの娘ミアは、アメリカ大使館員のコーベンとともに母の行方を追い始める。コーベンの調査の結果、イヴリンを拉致した首謀者の目的が写本にあったことが判明した。ミアとコーベンはイヴリンを救うため、写本の行方を知るファルークを探し始める。だが、彼らの前には、イヴリンの救出に協力したいという怪しげな男が……やがて明かされる、写本の驚くべき内容とは? そして過去と現代をつなぐ隠された糸が明らかに! 『テンプル騎士団の古文書』の著者が再び放つ謎に満ちた冒険サスペンス巨篇。
2011年2月3日木曜日
百年の亡国
[E:book]昭和二十年、連合国の占領統治下にある日本。厚木飛行場に降り立ったGHQ最高司令官マッカーサー元帥は大日本帝国憲法の改正を示唆し、日本政府は新憲法のための研究を独自に開始する。しかし、大戦後の覇権をソ連と競う米国とGHQ総司令部の思惑に翻弄され、日本政府が提示した案はたちまちにして一蹴されてしまう。その後、GHQによって押し付けられた憲法草案はどのようにしてできあがったものなのか!?トルーマン、マッカーサー、吉田茂、白洲次郎ら、戦後を動かした大物たちが繰り広げる日本国憲法誕生の真相、そして、憲法草案作成に奔走し、日米の激しい攻防を目撃した内閣法制局の官吏たちの熱き思いを描く。
占領国アメリカのGHQによってわずか3日で基がつくられた現在の我が国の憲法。そこに至る過程と日本人としてのジレンマが綴られる。敗戦国としてのやるせなさ。日本人としての精神の喪失を造り出したGHQの姿。日本人として読んでおく本かもしれない。小説なのだが、読者としては、フィクションとして。