2014年12月20日土曜日

冬姫

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葉室麟著「冬姫」を読む。


[E:book]




織田信長の二女、冬。その器量の良さ故に、父親に格別に遇され、周囲の女たちの嫉妬に翻弄される。戦国の世では、男は戦を行い、熾烈に覇権を争い、女は武器を持たずに、心の刃を研ぎすまし、苛烈な“女いくさ”を仕掛けあう。その渦中にあって、冬は父への敬慕の念と、名将の夫・蒲生氏郷へのひたむきな愛情を胸に、乱世を生き抜いてゆく。自ら運命を切り開いた女性の数奇な生涯を辿る歴史長編。





信長の娘は、実子で10人、養女で3人いると言われています。


その中で、長女「五徳」は、言わずと知れた家康の長男「信康」に嫁いでいます。そしてこの小説にも登場。主人公は、次女 冬姫。蒲生氏郷に嫁いだ美女と言われています。


氏郷死後に、秀吉は側室に望みますが拒否!!そのため息子・秀行を会津92万石から下野・宇都宮18万石へ減転封したという逸話もあります。


そんな「冬姫」の一生を描いております。


葉室氏は、やっぱり実際の歴史上に残る歴史物は今一つですね。


まあ、お市・茶々の扱いは面白いです。


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