2015年3月6日金曜日

江島神社



長年、千葉在住ですが初めて「江の島」へ。朝は晴れ渡り富士山も綺麗に観る事が出来ました。






「江島大明神」の文字が独特の雰囲気を醸し出しています。





朱の鳥居と瑞心門。龍宮城を模した楼門です。江島神社は、言わずと知れた日本三大弁財天の一つ(厳島神社・竹生島神社)。弁財天は、宗像三女神(奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りしていますが、江島大明神として仏教との習合により弁財天女となり、海の神、水の神の他に、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれています。





エスカー(江ノ島シーキャンドル展望台込み:ひとり750円)を利用して島を登っていきます。(花粉症のママ)




まずは、辺津宮から。賽銭箱がおもしろい。巾着の形をしています。(相模彫り)神紋は「波に三鱗」紋です。




御朱印は、こちらのみで「江島神社」「弁財天」の2種類を書いていただきました。



 


本殿の左側にある八角のお堂は、神奈川県の重要文化財に指定されている八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と、日本三大弁財天のひとつとして有名な裸弁財天の妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)が安置されている奉安殿です。






エスカーを乗継ぎ「中津宮」へ。





社殿、左手奥には「水琴窟」がありました。水を流すと美しい音色を聴くことができます。




ここから「山ふたつ」と呼ばれている瓢箪のようにくびれのような場所を歩くこと7-8分。

 




「奥津宮」へ到着。




この奥に「龍宮」なるお宮があります。<わだつのみや>です。











岩屋本宮の真上にあたる場所で、平成五年(1993年)、崇敬者の御篤志により建てられたお宮です。御祭神は龍宮大神。江の島は、湧出以来、龍神の坐すところとなり、古来、龍神信仰は弁財天信仰と習合されていました。




ここから、さらに富士を眺めつつ「岩屋」に向かいます。













江の島弁財天信仰の発祥の地です。









 






思ったよりも大きな洞窟でした。

 


最後にせっかくなので「シーキャンドル」へ。








東側のヨットハーバー






北側の江島弁天橋






南側 太平洋





 

 



湯河原 梅林公園




湯河原梅林公園を訪れました。満開で感激です。平日といえどもお昼を少し過ぎたので既に大勢の観光客。駐車場入りまで1時間待たされました。(誘導員も手際が悪い)

しかし、紅梅の美しさは満点です。











かみさん推薦での訪問でしたが、こちらは来た甲斐、待った甲斐十分にありました。







 



「幕山」の斜面に4000本の梅の木は圧倒的です。開園されたからちょうど20年目だそうです。

よかったぁ。





おまけ:白梅とメジロ





伊豆山神社





関八州総鎮護 式内社<伊豆山神社>に参拝しました。こちらのご祭神は、「正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊」、「拷幡千千姫尊 たくはたちぢひめのみこと」、「瓊瓊杵尊」です。

正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊は、アマテラスとスサノオとの誓約の際、スサノオがアマテラスの勾玉を譲り受けて生まれた五皇子の長男。拷幡千千姫尊は、古事記では萬幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)と呼ばれ、高皇産霊尊の娘で天忍穂耳尊の妻。瓊瓊杵尊はその子供で、言わずと知れた天孫降臨の神様です。





手水舎に白龍・赤龍が。伊豆山の地底には赤と白の龍がいるという言い伝えがあり、赤は火の神様、白は水の神様という。








高台にある境内は、さほど大きくありません。




本殿は三間社流造でした。



 




神紋は「九曜紋」




境内の左手には、頼朝と北條政子が恋を語らったとされる腰掛石がありました。


時間の関係で、本宮社(往復40分)へは登れませんでした。




境内からは、伊豆の海と初島を観る事が出来ます。



 


八幡宮来宮神社





「八幡宮来宮神社」を参拝。伊東市の南側 伊豆高原駅近くに鎮座しています。式内社 伊豆國賀茂郡 伊波久良和氣命神社 論社です。銅製の鳥居の奥に朱色の神門(冠木かぶぎ門)があります。お城や武家屋敷に多く見られるもので神社には珍しいかもしれません。





神紋は「丸に矢じり付き違い矢」紋。


八幡宮としての「三つ巴」紋もあります。来宮神社・八幡宮との合祀によるものでしょう。


ご祭神は誉田別命(八幡宮)と伊波久良和気命(いわくらわけのみこと)(来宮神社)です。



 


境内に入ると驚きに包まれます。凛とした空気の中、境内全体が斜面に造られており、境内イコール参道といった雰囲気です。








拝殿左手には、巨木の杉の木が目を見張ります。




本殿は、二間社流造のようですが、覆屋に覆われており写真には撮れませんでした。




二間社は珍しいですが、理由は向かって右に八幡宮、左が来宮が 祭られているからと思われます。




参拝者は誰もいませんでしたが、ここは、神社好きにはたまらない空気感をもった素晴らしい神社でした。


稲取温泉 宿泊





宿泊は、稲取温泉 「東海ホテル湯苑」。






部屋は、露天ぶろ付きの和モダンの部屋をチョイスしました。(おかげで布団をたたまずに済みました)

フロントのテラスはお洒落な雰囲気です。













稲取の風物詩に「吊るし雛」がありますが、こちらに到着したのが17時。すでに見学できるところはしまっていました。しかしホテルのフロントに発見。通常の雛飾りと吊るし雛のコラボ。




お土産売り場にもありました。記念に買って帰るかぁ。


とても無理でした。なんと80000円。手作り高級品です。(正絹古布使用)




ドライバー1本買えちゃいます。


つるし雛の風習は全国でも珍しく、
静岡県では「雛のつるし飾り」、福岡県では「さげもん」、
山形県では「傘福」と呼ばれいるようです。

この3つの地域が、歴史的な背景や由来・文献等の残るゆかりの地となっており、併せて「全国三大吊るし飾り」とも呼ばれているらしいです。








夕食は、勿論「金目鯛の煮つけ」と「金目鯛のしゃぶしゃぶ」。アワビ、伊勢海老なども戴きました。




温泉もいくつもあり、貸切風呂も利用させていただきました。おかみさんも食事時に挨拶に来てくれました。とても寛げる良いホテルでした。満足!!