2006年3月19日日曜日

松陰先生のことば

山口県萩市明倫小学校では、児童らにより毎朝「松陰先生のことば」が朗誦されている。



1年生(一学期)
今日よりぞ 幼心を打ち捨てて 人と成りにし 道を深めし
(今までは、親にすがり甘えていたが、 小学生となった今日からは、自分のことは自分でしよう)
2年生(一学期)
万巻の書を読むに あらざるよりは いずくんぞ 千秋の人たるをえん
(多くの本を読み勉強しなければ、どうして名を残すような立派な人になることができるでしょう、しっかり本を読みましょう)
3年生(一学期)
凡そ生まれて人たらば 宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし
(人間として生まれて来た以上、動物と違うところがなくてはならない。・・・人間は道徳を知り行うことができる。道徳が行わなければ人間とは言えない。)



という風に6学年×3学期分=18 の言葉が朗誦されている。さすが明倫館の流れを汲む小学校である。一度、その様子を見てみたいものである。



2006年3月18日土曜日

春の嵐

おとといの春の嵐はすさまじかった。夜中に思わず起きだしてしまいました。千葉県は32.6mの最大瞬間風速を記録したとNEWSで言ってました。今日は、暖かく春を感じる一日です。早速、庭の花をUPしました。バラの芽も続々と出てきています。これからの季節が楽しみです。



2006年3月5日日曜日

尾形大作

宴席などでよく歌う歌に尾形大作の「吉田松陰」というのがある。【敬天愛人 青春グラフティー】というアルバムの1番目の曲である。
さて、敬天愛人という言葉は、西郷隆盛が、好んで使い揮毫していた言葉である。



「道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。」
(現代訳)「道というのはこの天地のおのずからなるものであり、人はこれにのっとって行うべきものであるから何よりもまず、天を敬うことを目的とすべきである。天は他人も自分も平等に愛したもうから、自分を愛する心をもって人を愛することが肝要である。」
(西郷南洲顕彰会発行・南洲翁遺訓より抜粋)



西郷隆盛は、仁愛の人として有名であるが、この言葉から西郷隆盛の自己修養のための指針と、信仰的とも言える天命への自覚というものが窺い知ることができる。
一つ薀蓄を言えば、この言葉を、社是としているのが、稲盛和夫氏の「京セラ」である。



少し(かなり)横道に逸れたが、薩摩人を語るほど興味を持って書籍を読んでいないので本題に移りたい。言い忘れてが、よく日本史で坂本龍馬の功績の一つに「薩長同盟」の成立が言われているが、「長薩同盟」というべきではないかと私は思っている。おっと、また横道に逸れてしまった。
星野哲郎氏が書いた歌詞は以下のとおりである。



吉田松陰
歌手名:尾形大作
作詞:星野哲郎
作曲:浜口庫之助



時と命の 全てを賭けた
吉田松陰 憂国の
夢草莽に 果つるとも
の雫は 久坂に宿り
花はの 枝に咲く



口で言うより 行うことが
志士の志士たる 誇りなら
かくごの罪の 踏海忌(とうかいき)
下田港の 弁天島の
波も讃える 男意気



何も持たない 若者たちの
無欲無限の 赤心が
日本の明日を 創るのだ
松下村塾(しょうかそんじゅく) 長州魂
いまも生きてる 萩の町



一番の歌詞に「蔭」「久坂玄瑞」「小五郎」の名をそれとなく入れているのがプロの作詞家らしい。しかし、一番すきなのは、やはり三番の歌詞である。別に私は「右」ではないことを断っておくが、長州人として是非今後もカラオケでは歌っていきたい。





2006年2月25日土曜日

モーツァルト お気に入りベスト5

モーツァルトの作品からお気に入りを選ぶのは至難の技だが、現在の自分のベスト5を挙げるとすると以下のようになる。



① ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488



② 弦楽三重奏のためのディヴェルトメント 変ホ長調 K563



③ ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 k364



④ 交響曲第29番 イ長調 K201



⑤ クラリネット五重奏曲 イ長調 K581



以上だ。あっ イ長調と変ホ長調だけだ。これもおもしろい。



2006年2月13日月曜日

成田山新勝寺

あまりに家内が車をぶつけたりぶつけられたりするので、今日は成田山新勝寺にお祓いに出かけた。たまたま、家内が誕生日なので丁度いいかと。なんでもない日曜日なのにかなりの人手でびっくりである。30分おきにある「車のお払い」も50台ほどは並んでいた。境内も人が溢れており活気があった。成田山といえば、「米屋の羊羹」が有名。ということで写真の羊羹を買って帰りました。米屋の創業者である諸岡長蔵氏が日本で最初の粟羊羹を成田山の門前町で販売を開始したのは明治32年、今から約百年前らしい。おいしいの紹介しておきます。Youkan



2006年2月10日金曜日

電車通勤

会社まで約1時間かけての通勤。往復2時間。この時間が非常に貴重だ。単身赴任時代は、歩いて通ったりしていたのですぐに会社についたが、今は「本」を読む時間となっている。朝早いせいか、爆睡している人や朝から漫画を読んでいる若いサラリーマンは、ナンとも情けない。ご愁傷さまである。こちらはおかけで今は、2日で1冊のペースで本が読める。まあ 毎度偏ったジャンルではあるが、満員電車で揺られながらの読書は今の楽しみの一つである。



2006年1月28日土曜日

モーツァルト生誕250年

Mo1756年1月27日 モーツァルト誕生。今年は250年を記念して各地で様々なイベントが行なわれる。



2006年1月23日月曜日

先週 札幌に出かけて雪は見飽きたのに、東京も大雪。おかげで昨日のゴルフは中止。千葉の「きみさらずカントリークラブ」でプレイの予定であった。10年ぶりくらいのエントリーで、リンクス風のホール、名物のアイランドグリーンのショートホールなど楽しみにしていたのに甚だ残念である。予想以上に継続的に降り10cmは積もっただろうか。今日は、朝から玄関前の雪かきに精を出す。庭のバラもすっかり雪に覆われてしまって寒そうである。



2006年1月15日日曜日

京成ローズガーデンへ

久しぶりに、京成園芸ローズガーデンへ行きました。オッと、バラ苗半額!!つい、ミニバラと修景バラを購入してしまいました。ミニバラは、「チョコレートフィオーレ」ついにでちょうど似合うテラコッタも購入。修景バラは「クリスタルフェアリー」。アイスバーグ(FR)を植え替えて、そこに植えました。少し日当たりが悪いので、日陰に強い品種をと思い見つけました。Garden_topimageアイスバーグは紅の横に。今年はすくすく育って欲しい。



2006年1月8日日曜日

動けば雷電の如く発すれば風雨の如し

Img236 『孫子』の中に、「兵は詐(さ)をもって立ち、利をもって動き、分合(ぶんごう)をもって変をなす者なり。疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如く、知りがたきことは陰のごとく、動くことは雷の震うがごとく、郷を掠(かす)むるには衆を分ち、地を廓(ひろ)むるには利を分ち、権をかけて動く、先(ま)ず迂直(うちょく)の計を知る者は勝つ、此(こ)れ軍争の法なり」の句がある。ご存知、武田信玄の軍旗「風林火山」の元の言葉である。
たぶん、この言葉を連想して書いたのだろうか。故高杉晋作の碑文に伊藤博文が書いた文章の始まりは「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、衆目駭然として敢えて正視するものなし、これ我が東行高杉君に非ずや」である。この碑文には、晋作の人生の概略が結構細かに書かれているので実に面白い。長州人ならずとも高杉晋作をもっと知ろう。そう思う。



(写真:山口県下関市長府 功山寺)



2006年初打ち

18 2006年の初打ちは、茨城県の霞ヶ浦CCでスタートした。東関東自動車道 潮来ICから45分のはずが、手前5kmまで、周りは真っ白の積雪、道路はノロノロ運転の上、スリップ事故が2件。おかげでスタート時間15分前に到着。朝の素振り(練習)もできず、IN 10番 最初のティーショットはOB。ガクッ!!その後も随所にGOODショットはあるものの、凍ったグリーンに弾かれ散々な前半でIN=50で終わる。冬場のゴルフは何が起こるかわからない。昼食後の後半は、グリーンも元に戻りOUT=41の、トータル=91で初打ちを終える。パーを7つ獲るが、すべるグリーンを読みきれず3パットの嵐。結局、昨年と同じスコアでのスタートとなった。写真にある名物ホールの18Hミドルホールは、見事なティーショット(250Y)をするものの2打目8Iでのセカンドは、ONすると凍ったグリーンに弾かれ池ポチャすると判断。手前ギリギリを狙うが無常にもそのまま池ポチャ。またしても攻略できず残念。しかし、今年は何となくレベルアップできそうな予感がする。(開眼36回閉眼36回)



2005年12月31日土曜日

つるバラ誘引

玄関のアイスバークと庭の羽衣を誘引。手は血だらけ。



年の瀬

もうすぐ2005年も終わる。考えるとあわただしい1年であった。水戸→名古屋→東京と生活が変わって。まあでもこんな年もあるのかなって思う。以前、相田みつをの言葉を読んで、なるほどと思い、いつも心に印している言葉がある。「しあわせはいつも自分のこころがきめる」である。ちょっとでも大事にしたい言葉だ。こう思って来年も生きていければ最高ですかね。銀座に「相田みつを美術館」というのがあります。もうないかな?



2005年12月29日木曜日

札幌

Img10111551635 今後は、仕事で札幌に行く機会が増える。札幌といえば、やはりラーメンか。今や日本中に知られている「山頭火」があったので「とろ肉ラーメン」を食べたが、うん うまい。山頭火は旭川だって・・。
まあ良いではないか。おいしければ。
札幌で食べてるだけで余計そう思う。そんなもんです。
この日記でも札幌の話が増えそうだ。



2005年12月18日日曜日

ゴルフ練習

久しぶりにゴルフ練習場へ。11/23以来である。そういえば、11/23は、1ラウンドで初めて2バーディーを獲り、スコア85で、自己ベストまであと1つという絶好調であった。筋肉というのは、不思議なものでその時の感覚は全く記憶していない。どうやっていいショットを打ったのか全く覚えがないのだ。来週、久しぶりに水戸の仲間とラウンドするが、ちょっと心配である。



2005年12月12日月曜日

単身赴任解除

明日より東京に勤務することになった。ということで、たった5ヶ月という早い名古屋の生活を終え、本日、自宅へ。単身赴任生活は4年半で、とりあえずピリオド。家を建てて初めて家からの通勤が始まる。それにしても、まさに驚天動地の2週間であった。



2005年11月20日日曜日

全損の姿

久しぶりの帰宅である。秋バラの季節であるが、予想通りですが、やはり手入れをしないと駄目です。 ひょろひょろの枝があるだけで、バラはほとんど咲いていませんでした。その代わり新車が出迎えてくれましたが・・・あっ忘れてました。奥さんが一命を取りとめた車の画像を今日はUPします。ナンバープレートが飛んでいます。もう二度とこのようなことがないよう祈るばかりです。ヒェ~。今週は、運転免許の更新があります。本人はゴールド免許で、今まで無事故無違反のスーパー優良ドライバーですが、保険3階級DOWNです。Img230



2005年11月13日日曜日

再び BMW 購入

いろいろありまして、新車の登場です。思ったほど小さくなく、運転もしやすいです。2005-2006年 インポート・カー・オブ・ザ・イヤーですからね。naviなど操作が全く変わったので一から説明書を読み直しております。黒は汚れが目立ちやすいということで、前回初めてホワイトにしたはずなのに、3年でまた今までどおり黒に逆戻りです。さっそく洗車もしました。今度は大事に乗って欲しいものです。そして、週に1Img231 度はざっと水洗いなどしてくれたら嬉しいのですが、まあ無理なお願いでしょう。ガクッ!!



2005年10月16日日曜日

下天の内をくらぶれば

郷に入りては郷に従え では全くないのだが、名古屋へ行って最近「信長」ものを読んでしまっている。「覇王の夢-津本陽」「信長の棺-加藤廣」と立て続けに新刊が発売されたので読んでみた。以前、津本ものは、日経新聞に連載されていた「下天は夢か」や「信長と信玄」などを読んだ。また池宮彰一郎(盗作で話題になった)の「本能寺」、秋山駿の「信長」上田滋の「本能寺の変」なども書棚に並んでいる。信長は言わずもがなであるが、確かに人を惹きつけるカリスマ性がある。誰もが先見性と実行力そこに惹かれるのであろう。そして強運。彼を前にして信玄・謙信悉く死に至る。まさに天運。また、彼が生きれいれば歴史は・・・と誰もが想いを馳せるから余計に魅力が増すのであろう。



「敦盛」
思へばこの世は常の住み家にあらず。                    Img237
草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし。     
きんこくに花を詠じ、栄花は先つて無常の風に誘はるる。
南楼の月を弄ぶ輩も月に先つて有為の雲にかくれり。  
人間五十年、下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり。  
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。



仏教では,人間の輪廻する世界は、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六道となっており,また天は、下から六欲天・色界・無色界に別れている。下天とは,その六欲天の最下位に属し、四天王とその一族が住み,この下天の一昼夜は人間界の五十年に当たり、住人の寿命は五百歳である。「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」とは,下天に比較すれば,人間の一生など夢幻のように短いということである。