2006年10月27日金曜日

松蔭先生 命日

Shoin吾今爲國死,
死不背君親。
悠悠天地事,
鑑照在明神。











吾 今  國の爲に死す,
死して 君親に 背
(そむ)かず。
悠悠たり  天地の事,
鑑照  明神に 在り。



私は、今、国のために命を捧げようとしている。死んでも決して君主と親とに忠考を尽くすことに背きはしない。遥かにかぎりない天地間のことは、すべて神様が照らし見ているので、今更自分の心事をかれこれいうことはない。
松蔭先生、刑死直前に大声して読みし、五言絶句である。



松陰先生のこのような心境に至って死につくことの「すごみ」を思わずにはいられない。



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