2008年6月30日月曜日

インディ・ジョーンズ~クリスタル・スカルの王国



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1ヶ月ぶりに自宅へ戻っている。今日は映画「インディ・ジョーンズ~クリスタル・スカルの王国」を、かみさんと弘季と3人で見に行った。雨が降りしきる絶好の映画日和だ。



インディ・ジョーンズは、第1作目1981年の「レイダース~失われたアーク」からのファンだ。過去の三作品はいずれも80年代に封切られたもので、シーリーズ4作目である本作品は実に20年近くも隔たりがある。日本では{インディ・ジョーンズ}と呼ばれているが、世界中どこでも実は「インディアナ・ジョーンズ」というのが常識だ。ちなみに、本名は、ヘンリー・ウォルトン・ジョーンズ・ジュニア で、インディアナは、少年時代に飼っていた犬の名前らしい。



最初の場面が、ネバダ砂漠。あのエリア51が存在する場所。何の暗示か?そして、巨大倉庫。レイダースでアークが最後に保管されたあの倉庫だ。そしてひと暴れして逃げているときに、なんとぶつかった箱からアークが。でも無視して物語は進む・・・・お楽しみに



今作品も、アクション・冒険・ウィットと実に娯楽性にあふれ十分に堪能できた。前3作を見ていなくても十分楽しめるが、やはりレイダースだけは見てからの方がいいかもしれない。





2008年6月29日日曜日

火天の城

Photo 山本兼一「火天の城」を読む。桶狭間の戦いを前に、熱田神宮の宮大工・岡部又衛門は、信長に出遭う。若き信長に惚れ、それ以降信長の大工として付き従う。そして信長の野望である天下に並ぶものなき壮大にして美しき城「安土城」築城は、大工・岡部又衛門親子に託された。



七層五重の櫓に南蛮風の意匠を凝らした安土城はいかにして完成したのか。これは、超一流の技術と気概で数々の障害を乗り越え、前代未聞の建築物を作った大工集団の戦国版プロジェクトX。



戦国時代小説は、数多くあれど、城作りをテーマにした本書は画期的であった。



材木の伐り出し、途轍もない大きな檜の川流し、石積みなど、当時の職工の描写も迫ってくるものがある。信長が着想した途方もない築城プランに興奮する棟梁親子。ここで父と子の「棟梁」の器としての闘いがあり、苦難を糧に人間として成長していく息子の姿もなかなか感動的だった。



「安土城」それは、人間の夢と努力の尊さとはかなさの象徴。




是非ご一読を。



2008年6月23日月曜日

鬼太郎の好きなビーフカリー



Photo今日の夕飯は「鬼太郎の好きなビーフカリー」。大食いクイーン ギャル曽根 が日本一おいしいとランキング1位につけた『ご当地レトルトカレー』!だ。先週、大宰府へ行ったとき仲見世に「妖怪本舗」という店があり、2つほど買った。米子支店の同僚に紹介してもらった。米子でも手に入りにくいらしいのだ。さてお味は如何に? ・・・・ う~ん レトルトにしてはおいしいが、まあ ふつう。





第5回 支店コンペ

Umk UMKカントリークラブにて、第5回となる支店コンペを開催。



前夜より、大雨波浪注意報、洪水注意報、雷雨注意報と、開催が危ぶまれた。その上、夜明け前の4時頃には、途轍もない大きな雷が・・・。間違いなくどこかへ落ちている。(何故起きているか? ユーロ2008 オランダVSロシア戦のため、3時35分起床)雨は5時半くらいまで徹底的に降っていたい(こちらの雨粒は尋常でないくらい大きい)。しかし、迎えにきてもらう7時頃には、晴天。



またまた晴れ男ぶりを発揮。これは大丈夫か。



ところが、コースへ行ってみると、いたるところで冠水していて、カートが進めない場所もあるということで、中止するか見極めるとの事。今更、場所も代えられない。暫くフロントで待つ。その間水抜き作業が急ピッチで行われる。朗報!!スタート時間を30分遅らせば可能らしい。比較的大丈夫なINより8時30分に無事スタート。



(コースの池はいつもより1.5倍くらいの大きさで、OUT8番はフェアウェイまで池となっていた。)



スコア 45:41=86。パットもアイアンもユーティリティーも結構うまくいき、ありがたく2度目の優勝となりました。宮崎でのベストです。めでたしめでたし。



2008年6月22日日曜日

壬申の乱

Photo_3 シリーズ 第6巻目「壬申の乱」読む。天智天皇の死後、絶対的不利な大海人皇子が、その人間力をして、いかに勝利を手にするかを描く。そして乱をめぐる人々の素顔も、戦場の状況も結構リアルに書いているからおもしろい。額田王をもう少し詳しく書いてくれればよかったが、残念だ。



2008年6月21日土曜日

ヴァイオリンソナタの中のジュピター音型 ~ モーツァルトを語る 第53弾

随分と間が空いてしまった。さて第53弾は「ヴァイオリンソナタ 第41番 変ホ長調 K.481」。第一楽章に、かのジュピター音型をもつ曲だ。その旋律は軽やかで、梅雨の晴れ間の日差しが見える今日にぴったりだ。そして第二楽章(変イ長調)のアダージョには、まいりました。美しくも悲しい旋律。ヘ短調への転調。出だしは、何気ない子守唄のように始まる。その優しいメロディーは、突如ある決意を込めて青空へ飛び出そうとする。そこに天上からの音が降り注ぐ・・・



それでは聴いてください。mozart_41_k.481(クリック)



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日出づる国・水漬くかばね

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4巻目・5巻目 完読。



「日出づる国」は、絶大な権力を握った蘇我馬子の引き起こした崇峻天皇暗殺から推古女帝の死までを描く。後半は聖徳太子が、大帝国隋を相手に対等の外交政策を取ることにより、半島政策を有利なものに展開していこうとした気概を中心に描かれているが、それ以外は、さほど太子の事績は詳細ではない。あたりまえである。日本書紀における太子の生涯は、さほど多く描かれていないからだ。日本書紀を元に書かれた本書なのでこの点に不満はない。



「水漬くかばね」は、蘇我氏の専横に見切りを付けるべく、同じ理想で結ばれた中大兄皇子(天智天皇)と中臣鎌足が蘇我氏を斃し、「大化改新」事業を打ち出してゆく姿を中心に描かれている。しかし朝鮮半島では、新羅を従えた強国・唐が百済の王都を陥とし、百済・高句麗との三国同盟で唐に対抗しようとする日本の外交政策は危機にさらされる。友邦救援のため、日本は運命の「白村江の戦い」へと突入していく。





2008年6月18日水曜日

百合 満開

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薔薇の後を引き継ぐ「百合」の画像を娘が送ってくれた。昨年よりも30cmくらいは背丈が伸びて見事に咲いてくれている。満足。



2008年6月15日日曜日

太宰府天満宮 参拝

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太宰府天満宮を久しぶりに参拝した。高校受験前に母と参拝しにきて以来30年ぶりだ。太宰府天満宮は、言わずと知れた学問の神様「菅原道真」を御祭神として祭っている。がしかし知らないことが多くあった。今日の参拝とご案内で驚くべきことを多く知った。道真の遺骸を牛で曳かせ、牛が動かなくなった場所を墓にせよとの遺志により、現在の場所が「殿」ではなく「廟」として存在し、その地下に道真公が眠っているということ。すなわち参拝と同時に墓参りをしているということ。故にもとは神社ではなく安楽寺というお寺であったということだ。1947年に今の太宰府天満宮となったらしい。



さて、この日は宮司(道真公の子孫にて39代目 西高辻宮司)の御自宅<延寿王院>も見学させてもらい、幕末に7卿落ちで来られ、(大宰府には5卿)3年間 三条実美が住まわれ、高杉晋作と対面した(勿論、龍馬や西郷も)畳に座ることができたことは感慨深いものがあった。久しぶりに「梅が枝餅」もいただいたが、おいしかった。









2008年6月9日月曜日

ハイビスカスゴルフクラブ



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今日は、「ハイビスカスゴルフクラブ」にて、仕事の業種は様々だが私と同じように単身赴任で宮崎へ来ている人達とプレー。 宮崎には、現在プロのトーナメントが行われているコースが3つあるが、ここも、以前、LPGAチャンピオンシップが行われていたコースだ。非常にきれいで、食事もおいしく、キャディーも優秀だ。あとは腕だけかぁ。



梅雨入りで大雨が心配されたが、なんとか前半は降らず。後半の4ホール目から少し雨。しかし何とかパラパラ程度で助かった。プレーが終ってからかなり強い雨となったので、日頃の行いが良いとしておこう。



さて前半は、パーでスタートするものの、2ホール目(par4)で、苦手のバンカーにてトップし、大きな草の間にいれ、アンプレの末、8を叩き早くも暗雲。パットも距離があわなくて46。後半は、ショートアイアンが冴え、Par3/Par4で2つのバーディー。しかし、ドライバーが、あまり良くない。上がり3ホールで息切れ。でもなんとか43でトータル89。しかしこの日は、同伴者が、一人は70台(もちろんシングル)、あと二人も80台半ばとみんな巧い。おかげで自分では、十分満足なプレーだったのだが、気分的には非常に一人だけ下手さを思い知らされた一日であった。



2008年6月8日日曜日

民族の雄飛・悠久の大和

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Photo 古代からの伝言シリーズ第2巻・3巻目を読む。



「民族の雄飛」は、大和朝廷により日本が統一され、三韓へ進出する時代を描く。謎の女帝 神宮皇后の登場だ。東アジアの覇権をかけて激突する強国・高句麗と古代日本。「好太王碑」が伝える戦いの全貌を明らかにし、巨大古墳で有名な応神・仁徳天皇の時代を描く。仁徳天皇の「いまよりのち、三年にいたるまで、ことごとく課役をやめ、民衆の苦しみを息えよ」と租税・労役の免除の宣言は、仁徳の名にふさわしいものであった。



「悠久の大和」は、暴君・武烈天皇の死後、断絶の危機に瀕した皇統を、大連・大伴金村が越から継体天皇を迎え、これを乗り切る姿を描く。しかし一方で大和の保護領として連合体を築いてきた任那もまた、百済への四県割譲、新興国・新羅の侵攻で滅亡の危機に瀕する。三韓政策が転換を迫られる中、筑紫では磐井の乱が勃発。その危機をうまく乗り切るが、その後、物部尾輿と結んで台頭した蘇我稲目により、金村は失脚。蘇我氏と仏教をめぐり物部氏が対立を深め、蘇我氏が実権を握ってゆく。(作者は、かなり大伴金村を高く買っている)



いよいよ、次巻より蘇我馬子そして聖徳太子登場。



2008年6月4日水曜日

水滸伝MAP 届く

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北方「水滸伝」のプレゼントを応募していた。今日届く。人物相関図&梁山泊地図&絵葉書だ。早速、壁に貼っておこう。



2008年6月1日日曜日

今年のつるバラ

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つるバラ レオナルド・ダ・ヴィンチ 



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玄関前のつるバラ アイスバーグ  すでに良い時期は過ぎていた。



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唯一 残っていた ハイブリトティーローズ 宴



木バラはすでに「宴」を残し、すべて散っていた。残念。



バラ好きの方は、昨年までのを見てやってください。



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さて、今日は花柄の整理と庭掃除、ついでの車の洗車と忙しい。



佐倉混声合唱団 演奏会

[E:note] 午後からは、かみさんの所属する佐倉混声合唱団の演奏会を聴きに、千葉の京葉銀行文化交流プラザ音楽ホールへ出かけた。転寝していて、もう少しで遅刻するところであった。危ない危ない。



演奏は、中声音でのハーモニーは抜群に良かった[E:pass]。とてもこの人数とは思えないいい響きをしていた。ソプラノは人数の割りに声も出ている。透明度の高い声質が印象的だ。しかしこのホールが手ごわい。残響がもう少しあればと思う・・・もっと艶が艶として伝わるのだろうが。たぶんこのホールは、素直な響きはあるが、意外とストレートすぎて音がそのまま耳に入ってくる感じなのだ。これは演奏者にとっては難しいホールかもしれない??



さて、第1部 1ステージのミサ曲は、歌い込みが足らないのか(かみさんに怒られそうだが)もう一つか。ミサ曲があまり得意でないのかもしれない。しかし、後半(第2部)につれて段々と声が出ていたので、1曲目ということで声があまり出ていなかったのかもしれない。テノールはもう少し頑張ってもらいたかった。世界のナベアツではないが、イ音とエ音のところで何故か子供っぽくなるみたいだ。しかし混声でありながら、女性が3部に分かれていたのはおもしろかった。おかげでアルト低すぎ。すごい。



第1部 2ステージは、たぶん指導者の十八番ジャンルなのだろうか。非常に良い出来だった。とにかく音を重視した合唱団なのだろうと思わせる。ただ、バリトンソロは、バリトンではなくセカンドテナーのようであった。そういう声をわざと選んだのだろうか?。そして最後の曲は、ピッチパイプ音間違えてます。



第2部は、和歌を音楽にした2つのステージであった。和歌を音楽にすると、そもそもアーティキュレーションの処理が難しいが、意外に違和感なく聴けたことはすばらしい。3ステージ目は、篠笛を交えての音楽。笛と合唱もいいものだ。篠笛の山田路子さん、2階の端からなので、良く見えなかったが、着物の似合う美人のようだ。



そして最終曲(4ステージ目)は、作曲者も聴きに来ていたが、迫力もあり、圧倒された。しかもアカペラ。途中で音がどうなっていくのか全くわからない展開。一般合唱団がよくまあこんな難しい曲に挑戦するものだ感心させられた。



(団員が各自、音を取り直すのに音叉を手にしていたのが印象的だった)



さて大学時代の先輩も5人程聴きに来ていたので(団員の中にベースの先輩もいる)、終了後、近くの居酒屋で軽く談笑。久しぶりで楽しかった。おかげで、かみさんに頼まれた、先生の本せっかく買ったのに居酒屋に置き忘れてしまった。<残っていた先輩が預かっていてくれて、送ってくれるそうだ。よかったよかった>