今日は、熊野三山を廻ります。まず熊野那智大社そして熊野速玉大社、最後に熊野本宮大社です。
奈良の五條市経由で、かみさんの実家 伊賀上野に夕方までに戻らなければなりません。いざ出発。
��神社詳細は、神社探訪~日本人の心を御覧ください)
熊野那智大社別宮 飛瀧神社のご祭神は、大己貴命(おおなむじのみこと)ですが、ご神体は那智の滝です。こちらには拝殿も本殿もありません。落差133mの日本一の直瀑です。滝の落ち口には注連縄が張られていますが、この注連縄は毎年2回、7月9日と12月27日に神職の手によって張り替えられるそうです。
ほんのわずかですが「熊野古道」も歩き、その自然の美しさに身を委ねました。
そして新宮にある「神倉神社」。どうしてもここは参拝したかった神社です。神話時代にさかのぼる古くからの伝承があります。『古事記』『日本書紀』によれば、神倉山は、神武天皇が東征の際に登った天磐盾(あめのいわたて)の山であるというのです。本殿へ至る石段は538段を算し、自然石(花崗岩)を組み合わせて築かれたもので、その上かなりの急勾配で登りながら下をみるとゾッとします。その上、この暑さ。ヒーコラ言いながら登って行きました。
神倉神社は、今から参拝する「熊野速玉大社」の摂社となっています。「熊野速玉大社」は新宮市の街中に鎮座し、唯一階段のない神社でした。社殿は朱で統一されており、艶やかなです。熊野三山それぞれの12の社殿に祀られた神々は熊野十二所権現と呼ばれ、すべて本体は仏や菩薩であると考えられました。熊野速玉大神は薬師如来、熊野結大神は千手観音、家津美御子大神は阿弥陀如来を本地とするされました。
最後に参拝したのは「熊野本宮大社」です。旧社地である「大斎原」(おおゆのはら)には平成12年完成した日本一の大鳥居があります。(高さ33.9m、横42m、鉄筋コンクリート)
熊野本宮大社は、古くは「熊野坐(くまのにます)神社」という名で呼ばれていました。熊野三山の中心で、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮です。大きな八咫烏(やたがらす)の幟が目を引きます。八咫烏は熊野権現の使い。三本足の烏です。日本サッカー協会のシンボルマークでお馴染みですね。
牛王護符、手ぬぐい、勝守りを買って帰りました。
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