2013年11月16日土曜日

宮城谷三国志 9巻

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またまた、一年ぶりに発刊されました宮城谷昌光著「三国志 9巻」読破。どうらや10巻で終わりそうです。




[E:book]後世に名高い「出師の表」を書き、孔明は魏を征伐すべく軍を発する。しかし先鋒を任せた馬謖は兵法には精通しているが実戦経験に乏しく、惨敗を喫す。未だ成熟をみない国の法を重んじ、涙を流しながら馬謖を誅す孔明。一方、尊号を王から皇帝に改めた孫権は、早期の天下平定を目指し遼東の公孫淵と手を結ぼうと使者を送るが…。




この巻は特に「三国志演義」好き。孔明大好きという方は読まない方がいいかもしれません。孔明の軍師としての資質にかなり懐疑的であり、辛辣な言葉で孔明の戦略を表現しています。(注意)




曹操・劉備に比べ群を抜いて若かった孫権の焦りや年老いての傲慢が描かれていて、さすが宮城谷氏という視点です。また1年後に・・・・




最近、「湖底の城」といい「草原の風」といい途中までの発刊が多い宮城谷物には困ったものです。忘れてしまわないうちに出してもらいたいですね。


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