2013年12月14日土曜日

蜩ノ記

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葉室麟 著「蜩ノ記」を読む。
[E:book]豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。
編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触れるうち、無実を信じるように
なり……。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!



なんといっても、区切りある生を意識することの大切さ、出会いを通じて他人へ影響を与えることの意味を考えさせられる作品でした。

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