英彦山登頂に際し、実家の下関市を5時20分に出発。英彦山豊前坊高住神社にまず参拝。
こちらのご祭神は、豊日別命(豊日別国魂神)。
豊前坊天狗神としても有名で、欲深く奢りに狂った人には天狗を飛ばせて子供をさらったり、家に火をつけたりして慈悲の鉄槌を下し、心正しく信仰する人には家来の八天狗をはじめ統べての天狗を集めて願いを遂げさせ、其の身を守ると伝えられてきました。英彦山豊前坊天狗は九州の天狗群の棟梁格と云われています。
石の台輪鳥居を潜り、階段の参道。
右手には、境内を流れる滝沢は津野・赤村を経て京都平野を潤し、周防灘へとそそぐ今川の源流であり、生活に欠かせぬ水の源が。“今川水源獅子の口”から流れる湧水は、霊峰から湧き出づる御神水です。
朝の参道には、まだ灯篭の灯がともっていました。奥にひときわ大きなご神木の杉が見えてきます。
天狗杉です。
本殿は、後ろの洞窟にすっぽりと包まれています。
拝殿の額には「豊前坊」と書かれていました。ご神紋は、英彦山神宮と同じ「鷹の丸に二引き」紋でした。趣のあるいい神社でした。
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