2007年7月24日火曜日

ヴァイオリン・ソナタのフーガ ~ モーツァルトを語る第27弾

久しぶりの更新である。転勤・転居にてモーツァルトも聞く暇がないくらいだった。今日は久しぶりにゆったりした時間をすごしている。さて久々の第27弾は「ヴァイオリンソナタ第37番 イ長調 k402」です。第1楽章冒頭の主題。あれっ ドン・ジョバンニのメニュエット!? そして第2楽章 フーガ アレグロ・モデラート。クラヴィーア・ソナタには、フーガが多く使われているが、ヴァイオリン ソナタでフーガを使っているのはこの曲だけある。しかしこの曲は完成していない。残念だ。63小節以降はM.シュタードラーによる補筆である。(全91小節)この曲は、如何にもバッハかというフーガだ。この曲を知らない人にたぶん「この曲はだれの作品?」と聴けば大方は「バッハ??」と答えるであろうと思う。モーツァルトは後期、フーガに完全にはまってしまいましたね。ジュピターのような壮大なフーガもあれば、この曲のような可愛らしいフーガも存在する。不思議な今日この頃だ。それでは、第二楽章をお楽しみください。



k.402 - 2.Fuga, Allegro Moderato(クリック)



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