2008年10月5日日曜日

楽毅



1_3  宮城谷昌光著「楽毅 1~4巻」を読み終える。かの諸葛亮孔明が憧れたという中山国と燕の名将だ。若かりし頃「人が見事に生きるのはなんと難しいことか」と述べる楽毅であるが、その人生は、見事の一言に尽きる。小国 中山国を最後まで戦い抜いて守ろうとした。弱燕とまで言われた燕に迎えられ、斉への復讐に大望を抱く昭王を支え、軍制の改革や外交のあらゆる手段を用い、楽毅は燕と趙・魏・韓・秦の連合を実現し、その連合軍の指揮官となり見事 5年にて斉の七十余城を下し、ほぼすべての郡県を燕の領土に加えた。



本書には、楽毅が一番に尊敬してやまない孟嘗君。「先ず隗より始めよ」で有名な郭隗も登場する。楽毅は、法においては、孫子を学び、孫子をもって戦場へ望み、生き方においては、呉の伍子胥を見習う。筋を通した上で、自分の与えられた境遇で最大限の努力をする生き方はさすがである。



正しきマネジメントという意味でも参考になり、かなりおもしろい小説であった。



是非ご一読を!



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