2009年11月15日日曜日

宮城谷 三国志3・4

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文庫本3・4巻。やっと出たのですぐに完読。1・2巻では、後巻衰亡にいたる、外戚・宦官の醜い攻防を中心に黄巾の乱勃発の事由を歴史書の如く展開しおり、これは中々、先へは進まないと思っていたが、3・4巻の展開は意外と速かった。表紙にあるように、曹操の挙兵と青洲支配、劉備の徐州支配と呂布との攻めぎ合いへと進んでゆく。勿論、董卓の専横、袁紹・袁術・孫堅なども軒並み登場。愈々本丸へ入ってきたかという感じだ。勿論あっというまに読み終えた。またしばらく待たねばならない。宮城谷氏が、皇甫嵩を惜しんでいるところが垣間見えるが、やはり鋭い洞察だと思う。劉備の扱いが少ないので、演義ファンには向かないような気がします。



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