2010年12月25日土曜日

ファージング1.2.3



1_2 23今年、「週刊文春」でミステリー第2位なった三部作「英雄の朝」「暗殺のハムレット」「バッキンガムの光芒」を読む。



1949年、英国とナチスが講和条約を結んだ世界が舞台という歴史改変エンターティメント。イギリスは、首相一味の陰謀を隠匿しファシズムへひた走る。その中でのユダヤ人への迫害。事件は、一人の警察官と3人の女性によってのみ語られる。権力との闘い。物語は、一人の殺人事件・ヒトラーの暗殺計画・ユダヤ人の逃亡幇助とデモへと引き継がれ展開してゆく。第1部から3部へは10年以上の時がかかり、設定も違うが3部を結ぶ人物も思わぬ出現をする。なかなか面白かった。



今年は、これで118冊目。あと2冊も購入済みで月10冊のペースを維持。



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