和田竜「忍びの国」を先々週に読んだ。[E:book]人間離れした技ばかりが、忍びの術ではない。親兄弟すら欺き、ひたすら出し抜くこと。でなければ、生き残れぬ。戦国大名不在の国、伊賀国に織田軍一万余が攻め込んだ。「その腕、絶人の域」と言われる忍びの無門は想い女のお国を連れて敵前逃亡をはかるが……。歴史時代小説の枠を超えた面白さと圧倒的な感動に包まれる傑作長篇。
「のぼうの城」に続く文庫本ですぐに購入。臨場感とスピード感がお見事。「−伊賀の者どもは人ではない」う-んとても伊賀出身のかみさんにはお勧めできない作品だ。
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