2011年6月11日土曜日

テンプル騎士団の聖戦 上・下

12
レイモンド・クーリー著「テンプル騎士団の聖戦」を読む。「テンプル騎士団の古文書」の連作だ。
[E:book]FBI特別捜査官のライリーは、ヴァチカンの秘密古文書館から、貴重なテンプル騎士団の記録簿を密かに持ち出した。恋人の考古学者テスが誘拐され、彼女を救うためにやむなくとった措置だった。ライリーは誘拐犯のイラン人に記録簿を渡し、テスは解放される。やがて彼女はこれまでの経緯を話し始めた。それはテンプル騎士団にまつわる衝撃的なものだった!・・・・

レイモンド・クーリーの作品は、「ウロボロスの古写本」を含め三作品目だ。今作品はどちらかというとアクションに力を入れた感じだ。謎とき部分のリアリティーがいまいちの様な気がした。しかし、流れるような展開はよかった。作品に描かれるトルコのすばらしい自然(カッパドキア・エンジェル山)が全く想像できないのが残念だ。さて、本書に登場するアメリカ空軍の高高度無人偵察機「グローバルホーク」。3月の震災を受け、日本政府の要請により被災地・福島原発の映像を撮影したそうだ。





0 件のコメント:

コメントを投稿