北方謙三著「史記 武帝紀ニ」3ヶ月ぶりにが発売された。早速1日で読み終える。
[E:book]中国前漢の時代。若き武帝「劉徹」は、匈奴の脅威に対し、侵攻することで活路を見出そうとしていた。
成果を挙げ、その武才を揮う衛青は、騎馬隊を率いて匈奴を撃ち破り、念願の河南を奪環することに成功する。
一方、劉徹の命で西域を旅する張騫は、匈奴の地で囚われの身になっていた―――。
若き眼差しで国を旅する司馬遷。
そして、類希なる武才で頭角を現わす霍去病。
激動の時代が今、動きはじめる。北方版『史記』、待望の第二巻。
武帝の前半戦が続きます。まだ名君と呼ぶにふさわしい時代に武帝です。いよいよ、司馬遷が登場。中島敦「李陵」へと話は展開していくのは何巻まで待てばいいのでしょうか。二巻も、衛青の活躍に終始。そして、霍去病の素質が現れはじめる時代です。早く三巻が読みたい。
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