2005年5月22日日曜日

エクスカリバー

1981年、大学時代に「エクスカリバー」という映画を観た。「地球上のすべてが混迷している時代。野望に燃えた豪勇たちの争いが続いていた。そんな中、魔法使いマーリンから王者の剣エクスカリバーを授かったウーサーは次々と豪族を平定し王として君臨する。しかし本当の悲劇はここから始まる。やがて誕生するウーサーの息子アーサーが背負う苦難と絶望とは。語り継がれるアーサー王の伝説を壮大なスケールで描いた、アース・ファンタジー。」である。
20年以上たった今でもはっきりと覚えている。それ程有名な大作でもないのだが。アーサーの死を見届けた後、円卓の騎士「パーシバル」が湖にエクスカリバーを投げ込むと女神の美しい手がその剣を掴み垂直に剣を湖に引き込んでゆくラストシーン。流れる音楽はワグナーの楽劇《ニーベルングの指環》 第3夜「神々のたそがれ」から【ジークフリートの葬送曲】。THIS IS WAGNER!!思わず叫びたくなるかっこよさ。今でも時々この曲を聴きながらそのシーンを思い浮かべる。この時以来、アーサー王伝説マニアは始まる。ハンドルネーム「ランスロット」は円卓の騎士(湖の騎士)の名を頂いた。



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