先週、札幌出張の移動時間を使って、兼ねてよりの「楊家将」続編である「血涙」を読んだ。運命に翻弄された男たちの叫びが戦場に砕け散る!闘うことでしか生きられない楊家の終わりを彩る壮絶な物語。ただあまりにも筋が読めてしまってちょっと残念であった。間を空けたのが失敗だったのだろう。多分、4冊一気に読むべきなのだろうと思う。しかし繊細な筆は、運命の過酷さに「誇り」を持って立ち向かう男たちの生き様を、中国北部の風景と共に鮮明に浮かびあがらせます。まさに男心を擽る物語ではないでしょうか。吹毛剣 、吸葉剣なんてでてくるので言葉だけでわくわくしてしまうのはガキな証拠でしょうか。さて、実は今困ったことになっている。文庫の「北方水滸伝」も読んでいるのだが、6巻まで一機に読んで、文庫はこのあと1ヶ月に1巻ずつ発刊されると気がついたのだ。1年カカル!! ショック!!
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