2008年7月11日金曜日

2つのヴァイオリン ~ モーツァルトを語る 第55弾

金曜日であるが、早くの帰還。今夜は、アマデウス・ナイトでいこう。



第55弾は、「二つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190(186e)」。この曲は2つのヴァイオリンの他にオーボエとチェロも独奏楽器として使われており、特にオーボエが魅力的である。{二つのヴァイオリンとオーボエとチェロのための・・}でもいいかもしれない。2・3楽章は、チェロ協奏曲のような場面も。コンチェルトーネとは「大協奏曲」という意味であるが、「協奏交響曲」とは別に、協奏曲と交響曲の中間的なジャンルで、北イタリアからオーストリアにかけての地域で愛好されていたという。



















第1楽章Allegro spiritosoハ長調
第2楽章Andantino graziosoヘ長調
第3楽章Tempo di menuetto, Vivaceハ長調



[ 編成 ] 2 violins, 2 violas, violoncello, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets



アマデウス・ナイト1曲目としては、軽快にしてさわやかな曲調で最高ではないだろうか。2曲目は、この流れだと、K364になりそうです。



このK190は、やはり隠れた名曲だと思う。



それでは、第2楽章をお聴きください。



kv_190_ii. Andantino grazioso (クリック)



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