2011年1月16日日曜日

えびす聖子

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高橋克彦著「えびす聖子(みこ)」を読む。作者の「龍の柩」と重ね合わせながら、古事記のオオクニヌニノミコトの話を土台に作れた作品であった。大国主命が遭った因幡の白兎は龍一族に属するエイリアンだとしている。大国主命は龍一族の助けを借りて出雲を治めるわけだが、言い方を換えれば龍一族は大国主命によって一族の力の復権を果たしたということになる。そしてこの白兎は少名畏古那神でもあることを小説中では展開させている。一気に読みました。




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