2011年8月14日日曜日

早雲の軍配者

Photo冨樫倫太郎著「早雲の軍配者」を読む。このあと、信玄・謙信と続く三部作のようだ。
[E:book]伊豆・相模の地を平定した北条早雲の次なる策は、周辺諸国から領地を守る次世代の指導者たちを育てること。風間一族の少年・小太郎は学問の才を見出され、早雲の直弟子として日本最古の大学「足利学校」へ送り込まれた。若き日の山本勘助らと机を並べながら兵法・占術・陰陽道・医術・観天望気・軍陣の作法など、戦国大名のブレーン「軍配者」に必須の学問を修めた小太郎は、やがて戦場で友たちと再会する…。

風間小太郎を忍びではなく、軍配者とする発想はおもしろい。小太郎は、早雲の孫 北条氏康の軍配者となるわけだから、川越夜戦まで描いて欲しかったと想うのは、私だけであろうか。






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