留魂録~道楽日記
2012年3月25日日曜日
智天使の不思議
二階堂黎人著「智天使の不思議」を読む。智天使は、ケルビムと読みます。ケルビムとは、エゼキエル書10章21節によれば、四つの顔と四つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。ルネッサンス絵画ではそのまま描写するのではなく、翼を持つ愛らしい赤子の姿で表現されている。
[E:book]昭和二十八年、一人の金貸しが殺された。警察は没落華族の若い女とその家の元使用人を犯人と断定。だが、二人には難攻不落のアリバイがあり、事件は迷宮入りしてしまう。女は後に、一躍、人気マンガ家となるが、三十四年後、今度は彼女の元夫が不審死を遂げるー。二つの事件を追う名探偵・水乃サトルは、悪魔的な完全犯罪計画を見破れるのか?究極の本格推理。
殺人遺棄現場に、自宅のそばの検見川東大グランド周辺が登場するのでびっくり。
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