2013年3月23日土曜日

韓信

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BOOKOFFにて購入、竜崎攻著「韓信」を読む。2001年作品



[E:book]




秦朝末期。劉邦(りゅうほう)、項羽(こうう)睨み合うなか、「股くぐり」の侮辱を甘受した武将・韓信。志を貫き、希代の智謀家ぶりで、劉邦の傘下に入る。「背水の陣」などで軍団を率い縦横な機略を駆使して、漢帝国の成立に多大な貢献をした。しかし、功労者・韓信を待ち受けていたものは?伝説的英傑を格調高く追った、長編書き下ろし歴史小説。





本書は、韓信の「義」をクローズアップさせて話を展開させています。その為に韓信の最期が歪められて書かれているのは残念です。司馬遷の「韓信」のくだりを読んでいれば、こういう結末にはできなかったのではと思い残念。








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