2013年10月21日月曜日

数学的にありえない 上・下

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アダムス・ファウラー著「数学的にありえない 上・下」を読む。
[E:book]ポーカーで1万1千ドル大敗し、マフィアに追われる天才数学者ケイン。だがその時、彼を悩ませていた神経失調が、驚異の「能力」に変わった。それを狙う政府の秘密機関と女スパイ。彼らが権力を駆使して追う「能力」とは?執拗な追手にケインはどう立ち向かうのか?幾つもの物語が絡み合う超絶ノンストップ・サスペンス。数学者ケインとCIA工作員ナヴァ。窮地に陥った二人の共闘に、戦闘のプロが動員され、捕捉作戦は激化した。非力な民間人にすぎないケインの唯一の「武器」が引き起こす、ありえない連鎖反応。炸裂する伏線また伏線、予想を裏切る拷問と人体実験。長く壮絶な戦いの行方は?世界が興奮した徹夜必至の傑作。







前半50ページくらいまでは、これを読む続ける自信はなかったが、そこから意外とスラスラ読んでいけた。ハイスピードの展開と迫力が魅力的である。




出版社からのコメントも掲載しておきます




ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』が切り拓いた知的サスペンスの分野に、それをはるかに凌駕する傑作が誕生しました。
超高速の追跡と逃亡のサスペンスに組み込まれた数学/物理学のトリビアと、前代未聞の物語アクロバット。
数字に弱くても心配ご無用。担当編集者もガチガチの文系で数学は落第寸前でしたが、本書をものすごい勢いで楽しみ
ましたから大丈夫です。著者の見事な語り口は、一瞬たりとも読者を退屈させず、結末まで引きずってゆきます。
一気読みしたくなる作品ですので、お買い求めの際は、下巻も是非いっしょにどうぞ。
細かな説明はいたしません。本書を楽しむうえで最上なのは、何の予備知識もなく読むことだと思うからです。


では最後に、本書に登場するトリビアをひとつ。答えはとても意外なのです。


●生徒58人のクラスに同じ誕生日の者が二人以上いる確立は?


答えを知りたい人は読んでみてください。






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