2014年7月13日日曜日

古代史への旅

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黒岩重吾の新装版(復刊)「古代史への旅」が出たので、買い求める。




[E:book]
卑弥呼の王権の背景、神武東征の意味、聖徳太子が天皇にならなかった訳、蘇我氏が仏教を取り入れた事情、大海人皇子が壬申の乱を起こした思い…。
神武ゆかりの宇陀で青年期を送り、古代史小説の第一人者となった著者が、その謎をわかりやすく解説し、魅惑の世界へと誘う。
ファンの熱望の声に応えて復刊! 卑弥呼から天智・天武天皇まで。古代史小説の第一人者が「記紀」を読み込み、幅広く考古学の成果を踏まえて語る古代史案内の決定版!




黒岩氏の小説群で古代史とりわけ蘇我から天武への時代に興味を覚えて久しい。




20年前に描かれた本書であるが、実に説得力のある考え方で面白かった。謎解きではなく、客観的な小説家としての目の鋭さがいいのだ。 別書「古代史の迷路を歩く」とともに残して置きたい1冊です。






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