2014年7月13日日曜日

ドイツvsアルゼンチン

サッカー Wカップ 決勝は、ドイツvsアルゼンチンですか。



何年もまえに「フランス国歌」の歌詞は、怖いと書いた。




今日は国歌について書いてみたい。



ドイツ国歌は、知る人ぞ知る ハイドン作曲 「弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」の第二楽章」のメロディーで、非常に美しい。


しかし、歌詞は如何にもゲルマンらしい傲慢さです。


一番の歌詞


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ドイツよ、ドイツよ、すべてのものの上にあれ


この世のすべてのものの上にあれ


護るにあたりて
兄弟のような団結があるならば


マース川からメーメル川まで


エチュ川からベルト海峡まで


ドイツよ、ドイツよ、すべてのものの上にあれ


この世のすべてのものの上にあれ


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地図で見るとマース川は、オランダ ロッテルダムの南へ流れているし、メーメル川は、リトアニアへ(ポーランドより東)エチュ川(アディジェ川)は、イタリアへ流れている。これは広い!!


そのため今は、3番の歌詞のみ採用されています。


ちなみに3番の歌詞は


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統一と正義と自由を
父なる祖国ドイツの為に


その為に我らは挙げて兄弟の如く


心と手を携えて努力しようではないか


統一と正義と自由は
幸福の証である


その幸福の光の中で栄えよ
父なる祖国ドイツ


:::::::::::::::::::::::::::::::::::です。


一方、アルゼンチン国歌も調べてみました。


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聞け、皆の衆よ、神聖なる叫びを、


「自由よ!自由よ!自由よ!」


鎖の千切れる音を聞け!
高貴な平等が王位に就くのを見よ。


それら最も栄誉ある王座は開かれた
南部連合州に対して。


世界の自由な人々は応じる!


「偉大なアルゼンチン人に対して、敬礼!」


「偉大なアルゼンチン人に対して、敬礼!」


世界の自由な人々は応じる!
「偉大なアルゼンチン人に対して、敬礼!」


「偉大なアルゼンチン人に対して、敬礼!」


世界の自由な人々は応じる!
「偉大なアルゼンチン人に対して、敬礼!」


(間奏)


栄冠よ、永遠のものになり給え、


我ら一人一人は勝つために奮闘す、


我ら一人一人は勝つために奮闘す。


栄光の冠を戴き生きん!


しからずんば、栄光において死ぬのを誓わん!


しからずんば、栄光において死ぬのを誓わん!


しからずんば、栄光において死ぬのを誓わん!


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実は曲自体の長さが5分超と、「世界一曲が長い国歌」であるため、端折って演奏させるようです。
スペインからの独立時のものです。




国歌は、各々時代と文化を反映してるようで面白いですね。




ちなみに、韓国国歌は、以前は「蛍の光」のメロディーだったようですが、今は、日本の現国立音楽大学で学んだ「安益泰」の作曲です。しかし残念なことに「満州国祝典音楽」に激似だそうです。 いとあわれ・・・




さらに、反日映画の主題歌をいまだに「国歌」として歌ってる国もありますけど。いかがなものでしょうか。









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