留魂録~道楽日記
2015年2月8日日曜日
真田三代 上・下
火坂雅志著「真田三代 上・下」を読む。
戦国の乱世、山間部の弱小勢力であった真田氏を大名にまで育てた三代の男たち。仇敵である武田氏に仕え、旧領を取り戻した幸隆。主君を次々と替え「表裏比興の者」と呼ばれながら徳川の軍勢を二度まで退けた昌幸。そして「真田日本一の兵」幸村―知恵と情報戦で大勢力に伍した、地方の、小さき者の誇りをかけた闘いの物語。
真田物は、やはり面白く痛快である。しかし、小説なのでもう少し脚色してもいいのではないかと思う。火坂氏の小説は、こんな事が多い。
真田家の在り方の確認と年表として読むといいのではと思う。
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