2008年3月24日月曜日

消された大王 饒速日

Nigihayahi「消された大王 饒速日ニギハヤヒ」という本を読んだ。古代神武天皇が大和朝廷をつくる以前に原大和王国が存在し、その大王ニギハヤヒ(スサノオの第5子)は、紀記の中で抹殺されたという内容の本だ。かなり面白そうなので手にした。また、アマテラスとスサノオは<きょうだい>ではなく、出雲の王スサノオが九州統一の際に日向にきたときに夫婦となったというもの。



ここ宮崎は謂わずと知れた天孫降臨の地。日向天孫族に纏わる場所が多く存在する。一番は、「西都原古墳群」。まだ行っていない。是非一度、訪ねたい。できれば春の菜の花の時期がいいらしいので、桜咲く4月上旬にと思っている。さて、西都原古墳群を調べてみると、311基のさまざまな古墳が存在する。その中で、ただ1基「方墳」が存在する。方墳は出雲系の古墳とされている。何故 宮崎にというわけだ。また、都農町というところに都農神社があるが、HPの由緒欄を見ると「都農神社は古来日向国一之宮と称え、御祭神は御神徳の高い、大巳貴命(おおなむちのみこと・又の御名大国主命)を奉斎する古社であります。」とある。確かに不思議だ。日向国一之宮の御祭神が大国主命とは。大国主命は、出雲の神ではないか。そう考えると興味はつきない。しばらくこの方面の書物にはまりそうだ。



やはり雨の休日には、読書が最適だ。



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