2008年3月9日日曜日

エリザベス ゴールデンエイジ

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昨晩、「エリザベス ゴールデンエイジ」を観にいった。すでに1日1回の上映で(19時15分~)あった。エリザベスが度重なる苦難をはねのけ、スペインの無敵艦隊に打ち勝ち、“ゴールデン・エイジ=黄金時代”を築き上げるまでの道のりを描いたものだ。父ヘンリー8世の遺志を継いでプロテスタントの女王として即位したが、国内にはまだまだカソリック教徒が大勢いて、不安は尽きない。フランスからフランソワ2世の死により、舞い戻ったスコットランド女王メアリー・スチュアートの陰謀。それに乗じる熱心なカソリック教徒であるスペイン国王のフェリペ2世の策謀。当時、ヨーロッパ1の戦力を誇った大国が、来るべきイングランドとの戦いに向け、虎視眈々と準備を整えてる。だが、この映画の核となるのは、女王と女の中で揺れ動くエリザベスの葛藤だ。ローリー卿への恋心。国民の母としてのみ生きてゆくと決意したエリザベスの揺れる女としての心。その女性としての一面。しかしローリーは、女王の女官ベスと深い関係に。それまで鎧のように彼女を覆っていた威厳もプライドもかなぐり捨てて、嫉妬のあまり取り乱して彼女を責める女王。その頃、満を持してスペインは無敵艦隊を英国に差し向ける。歴史に名高い,「アルマダの海戦」である。強風の助けを借り,焼き討ち船を使った戦法で英国はこの無敵艦隊に大勝利を収め,英国にはエリザベスの統治のもと,ゴールデン・エイジが訪れる・・・。それにしてもケイト・ブッシュの存在感や,衣装の豪華さは圧倒的であった。ご覧あれ!



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