帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝。老人が遺(のこ)した手帳に隠された驚くべき真実が、50年たった今、明らかにされようとしている。
この紹介文を見た時、アドベンチャー風の推理物だと思っていた。まさか涙する小説であったとは・・・・
マレーの虎「山下奉文将軍」の財宝伝説を題材に、終戦時の真実の愛国心、真の教育者の姿がそこに描かれている。軍人としての使命と人間としての倫理の狭間で揺れ動く心。当時と現代(10年位前)を織り交ぜて進む物語に思わず吸い込まれていった。最後まで読んで、そこにあった真実の「遺産」とは何であるかを考えさせられた。是非ご一読を!
日教組の方々は特にといいたい。
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