高田崇史著「鬼神伝」を読む。映画化されると帯にあったので、本当は、中原の虹を読むつもりが、ついつい先にこちらを買ってしまった。得意の、古代歴史物だ。[E:book]京都の中学に転校した天童純は、乱暴者の同級生から逃げ出したところを不仁王寺の僧・源雲に助けられた。しかし源雲の法力で、純は平安京へ飛ばされてしまう。そこは大和の神々の子孫である「鬼」と貴族たち「人」が憎み合い、争う世界だった。雄龍霊(オロチ)を復活させた純は、鬼の少女・水葉から歴史と正反対の事実を知らされる!鬼とは一体何なのか。鬼とはどうやって作られたのかを解き明かす。高田氏の今までのパターンである推理ではなく、ファンタジーで展開する物語です。
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