2011年10月29日土曜日

闘将伝 立見尚文

Photo中村彰彦著「闘将伝 立見尚文」
を読む。
[E:book]佐幕派最強と謳われた桑名藩雷神隊を率いて戊辰戦争を戦った立見鑑三郎。鳥羽伏見から越後口まで転戦し、冷静な分析、的確な判断、大胆な攻撃で劣勢を勝ち戦に転じさせた名将である。温和な物腰に武士の気概を併せもち、官軍を相手に一歩も退かなかった。戊辰戦争で親しい友と実弟を亡くした鑑三郎は、維新後、賊徒の汚名を雪ぐべく西南戦争で新撰旅団を率いて采配を振るう。その後、日清・日露の両戦役でも用兵に優れた才を発揮し、陸軍大将にまでのぼりつめた。不屈の闘志で激動の人生を疾駆した男の生涯を雄渾な筆致で描く歴史長編。


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