今回の瀬戸内海一の宮巡り、最後の一宮は淡路島 多賀の地 「淡路国一の宮 伊弉諾神宮」。やっと参拝出来ました。ご祭神は、その名の通り、伊弉諾大神 伊弉冉大神。
通称は、幽宮(かくりのみや)。
古事記に、
「故其伊邪那岐大神者坐淡路之多賀也」。
日本書紀に、
「伊弉諾尊神功既畢而霊運當遷是以構幽宮於淡路之洲寂然長隠者也」。
以上のように、祭神・伊弉諾大神は神功を終え、
淡路国に幽宮(かくりのみや)を建てて隠れ給うたといわれる。式内社 名神大社 旧官幣大社である。
有名な「陽のみちしるべ」見ることが出来ました。
太陽信仰の現れ。レイラインの根本です。
��実際は、この地図は多少ずれがあります。)
鳥居をくぐり神門の手前に太鼓橋(神橋)があります。
やはり多賀大社と造りが似ています。
檜皮葺きの重厚な表門 扁額には「一宮皇太神」の文字。
地元では日本第一番の宮であることから「いっくさん」とも呼ばれます。また日之少宮、津名明神、多賀明神、淡路島神、一宮皇太神とも別称されているそうです。
拝殿は、銅板葺入母屋造。
ご神紋は「十六菊」紋
本殿は、三間社流造、檜皮葺き¥@
伊弉諾尊の宮跡に造られた御陵(禁足地)の上建てられているそうです。
千木は外削ぎ、鰹木は6本でした。
すなわち、千木は男神・鰹木は女神を表しています。
これは極めて珍しい。
ご祭神の伊弉諾大神 伊弉冉大神の両神様を示す工夫でしょうか・・・