大麻比古神社から、鳴門へ向かう途中に「第九の里」なる場所が。ここは、道の駅です。
ベートーヴェン交響曲第9番日本初演の地であるとか。
第一次世界大戦に日本が参戦した頃、この鳴門の地には、多くのドイツ兵を捕虜として収容する「板東俘虜収容所」がありました。
ここでは捕虜兵の人権をできるだけ尊重するという方針で、可能な限り捕虜兵の自主運営を認めていました。
そのためここに収容されていた捕虜兵達は、他の捕虜収容所よりも自由で活動的であったと言われています。
その自由な気風の中、捕虜兵と鳴門の現地の方との交流が生まれ、洋菓子やパンの作り方、西洋の建築技術、スポーツなど様々なものが紹介されました。
その中で、とりわけ音楽活動は盛んに行われ、そこで現在有名なベートーヴェンの「交響曲第九番」が日本国内で初めて演奏されたということなのです。
初めて知りました。
奥の方にベートーヴェンの銅像
勉強になりました。
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