2013年4月28日日曜日

史記 武帝紀一

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北方謙三著「史記 武帝紀一」文庫本化。やっぱり我慢できずにすぐに買ってしまいました。そしてすぐに読破。「風の王国」同様、次巻を2ヶ月待たねば・・・・



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匈奴の侵攻に脅かされた前漢の時代。武帝劉徹の寵愛を受ける衛子夫の弟・衛青は、大長公主(先帝の姉)の嫉妬により、屋敷に拉致され、拷問を受けていた。脱出の機会を窺っていた衛青は、仲間の助けを得て、巧みな作戦で八十人の兵をかわし、その場を切り抜けるのだった。後日、屋敷からの脱出を帝に認められた衛青は、軍人として生きる道を与えられる。奴僕として生きてきた男に訪れた千載一遇の機会。匈奴との熾烈な戦いを宿命づけられた男は、時代に新たな風を起こす。





史記を取り上げるのに、最後の本紀 第12巻 孝武本紀からですか。さすが、北方先生。司馬遷の時代をどう描き出すのか楽しみです。


そもそも、武帝といえば中島敦の「李陵」を思いだしますが、「衛青・張騫」ときましたか。これまた男の描き方が楽しみです。


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