2008年5月16日金曜日

聖教会最古の秘宝

Photo_2 Photo_3  ポール・サスマン「聖教会最古の秘宝」上・下巻を読む。パレスチナ女性記者、イスラエル刑事、エジプト刑事が挑むユダヤ人殺害は、意外な展開を見せる。その中には、中東紛争というアクチュアルな問題が含まれている。捜査ミステリーから歴史的発見への展開。そして国際的謀略スリラー。しかも登場人物の人柄も魅力的だ。結末も「それもありですか?」という意外な点も。暇つぶしには十分。ご一読を!!





・・・解読された古文書は、12世紀の十字軍騎士の手紙で、古代ユダヤの秘宝を発見したというものだった。疑念を抱きながら調査を進めるレイラだが、この秘宝にはヒトラーも強い関心を抱いていたことが明らかになる。一方、過去のユダヤ人殺しの捜査を進めていた刑事たちは、老人がナチスの残党であったことを突き止めたのだが…。複数の謎が絡み合いながら示す先にある秘宝とは!?・・・



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