2009年7月19日日曜日

再拝 都農神社

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都農神社には、ご神紋が二つある。「十六菊」そして「丸に一」。天皇家につながる「十六菊」はあとで加えられたのであろう。なにしろこの神社に「菊」は明らかに不似合いだからだ。しかし、肝心の「丸に一」の神紋は建物のどこにも飾られていない。御由緒にも「十六菊」しか記載されていない。地元出身の女子社員に聞いたところ、夏のお祭りには、皆、「丸に一」の神紋がついた法被を着るというのに。社務所でどこかに使われていないのか?尋ねるが、全く使われていないとはっきりいう。残念。しかし見つけた。ふざけるな!あるじゃないか。それも何と社務所に入り口の軒の下にはっきりと!(写真:下)



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何故隠すのか?出雲系の神紋は、「有」・「大」など文字が使われている場合が多い。「一」も当然、出雲系。ご祭神:大己貴命、摂社:素盞嗚神社、末社:熊野神社。まさしく出雲系。やはり、都農神社は、天孫族お膝元の日向国の謎の神社だといえよう。



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