2012年10月20日土曜日

幻海

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伊東潤著「幻海」を読む。



[E:book]



1588年、長崎に上陸したイエズス会士レンヴァルト・シサットは、布教の行き詰まりを打開すべく秀吉の元に向かった。秀吉は、近く行う東国征伐に同行し、彼の航海学・天文学の知識を生かすなら、東国に布教の拠点を作ってよいという。布教の想いを胸に、伊勢大湊から伊豆半島に至るうち、「奥伊豆に黄金の国がある」という噂を耳にするようになる―黒い竜に守られている、というその国の実態は驚くべきものだった!怒涛のような筆致で描き出す、歴史海洋冒険合戦譚。







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