下総国住人として恒例の香取神宮初詣。
10日ですが、流石に参拝客は多いです。
本殿の美しさは相変わらずです。
おみくじは「吉」。お守りは、災難除守「要石」のお守りを購入しました。
さて、今回の参拝は、境外摂社・末社の制覇です。2011年に「側高神社」「大戸神社」の参拝を済ませているので、その他を廻ってみました。
その前に、要石の参拝。
そして奥宮(経津主大神荒魂)を参拝。あれだけ多くの参拝者がいるのに誰一人いません。
皆さん勿体無い。
こちらのエネルギーは、半端ないです。
ここから、香取神宮の手前すぐそばにある「摂社 又見神社」へ。
こちらは、香取神宮 ご祭神 経津主大神の子神「天苗加命 あまのなえのますみのみこと」をお祀りしています。別名「若御子神社」。
本殿右横には石室があり「又見古墳」と呼ばれています。
朱色でありながら厳かな流造の本殿でした。
続いて香取市津宮地区にある末社「忍男神社」「沖宮」「膽男(まもりお)神社」へ。
「忍男神社」は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)をお祀りしており、「東の宮」ともいわれています。古くはここで夏越の祓を行なったそうです。
すぐそばに「沖宮」があります。
自分の影が映ってしまいました。「沖宮」は、綿津見命をお祀りしています。海の神様です。
そして「膽男(まもりお)神社」。「西の宮」と呼ばれ、大名持命(おおなむちのみこと)をお祀りしています。
香島の海は、この三社によって守り鎮められ、また監視されているのでしょう。
この三社の北に「津宮浜の鳥居」があり、
経津主大神は、海路ここから上陸されたと伝えられ、往昔の表参道口でもあります。
こちらには与謝野晶子の石碑がありました。
かきつばた 香取の神の津の宮の 宿屋に上る板の仮端
最後に、神宮のかなり西。大栄ICの方向に摂社「返田かやた神社」あります。ご祭神は軻遇突智神(かぐつちのかみ)、埴安姫神(はにやすひめのかみ)で、こちらでは、一万灯祭が有名だそうです。「江戸時代から続く祭りで、たくさんの灯籠に火を灯し、家内安全、五穀豊穣を祈願する神事が厳かに行われるようです。
参道両脇に諸国一の宮の石の祠が並んでいます。68か国+伊勢の皇大神宮(内宮)と・豊受大神宮(外宮)を加えて合計70基あります。
本殿は、美しい一間社流造でした。
これにて、本日の充実の初詣終了です。
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