2014年3月15日土曜日

凍てつく世界Ⅰ~Ⅳ

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ケン・フォレット著「凍てつく世界Ⅰ~Ⅳ」を読み終える。100年三部作の第二弾です。第一弾「落日の巨人」から3年たってるでしょうか。時代は、第二次世界大戦へと移っていました。


[E:book]1933年、ナチスの暗い影がヨーロッパを急速に覆っていた。抵抗活動を続ける両親を持つドイツ人の少女カーラ。ファシズムと戦うべくスペイン内戦への参加を決意したイギリス人の大学生ロイド。ロシア人実業家の娘で新天地を求めてイギリスに渡ったデイジーと、従兄でソヴィエト情報部員のヴォロージャ。アメリカ上院議員の息子ながら政治家への道に複雑な思いを抱くウッディとチャック。動乱のなか、国も身分も異なる若者たちが新時代の幕開けを信じて苦難に立ち向かう!壮大なスケールで描く大河ロマン。
それぞれの家族がそれぞれの国で、厳しい時代を如何にして乗り越えてきたか、また環境が人を如何にして変えてゆくかを読んでいて素直に理解できる。普通の人々にとって忌まわしい時代、その中で人は何を信じ、何にすがって生きてきたかを臨場感たっぷりに教えてくれるバイブルであろう。とても面白かったです。

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