大鳥居から北へ約300m。美しい朱の楼門が見えてきます。大学時代によく訪れた(あぶり餅をたべに)「今宮神社」に参拝です。
境内は広々としており、大己貴命(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)の三柱の神をお祀りしています。
本殿も重厚で構えも相当な規模です。
徳川五代将軍綱吉公の生母桂昌院は、一説に西陣の八百屋に生まれ、その名を「お玉」と呼ばれたと伝えられます。三代将軍家光公の側室となって綱吉を生み、その後、将軍の生母として大奥で権勢をふるい、従一位の高位にまで昇り詰めた事から「玉の輿」の言葉の起源ともいわれています。
桂昌院は故郷を忘れず西陣の興隆につとめ、その氏神である当神社が荒れていると聞くと、今宮神社再興に社領百石を寄進して社殿を修復し、四基の鉾も新たに作られました。
いずれにしても、かなりの氏子に支えられている神社と言えます。
神紋は「松毬付き 左三階松」紋。 |
参拝を終えて、東南側の門を抜けると「名物 あぶり餅」屋が両サイドに二軒。今回は北川の元祖「一和」にてあぶり餅を戴く。(もう一軒は「本家かざりや」。
一皿500円です。お土産三皿分1500円を買って、いざ船岡山へ。
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